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そろそろIT系ベンチャー企業の経営者歴が10年近くになって、色々な経営者が成功したり失敗しているのを見てきて、経営者に厚顔無恥なタイプが多い原因がわかってきたので、ミーティングがリスケされた暇に飽かせてここに記す。ほら、ハウスインさんとか、ワタナベさんちのミッキーさんとか、話題じゃん?タフでなければ生きて行けない「新興企業の創設者を襲う精神的ストレス--感情の激しい起伏に対処するには」という記事にもあるように、経営者をやっていると、繊細な人だと1発でノックアウトされかねないような、精神的なダメージをくらうことは少なくない。だから、まず精神的なタフさの低い経営者は、ほぼ潰れていなくなる。元々あまりタフでないタイプが生き残る場合も、死の淵から蘇ったサイヤ人のごとく、精神的なダメージに慣れるに従って、どんどんタフになっていくので、結果として精神的にヤワな経営者はほぼ存在しなくなる。ときどき起業志
恋人と別れたときのつらさと悲しみ、惨めさを想像してほしい。そして、その翌週に宝くじに当たったと想像してみてほしい。新興企業を創設する人は、そうしたジェットコースターのような感情の起伏を体験することになる。 Y Combinatorから資金提供を受けたある新興企業の創設者は、Paul Graham氏(Y Combinatorの共同創設者)によるエッセイの中で、「私にとって最も大きな驚きだったのは、感情の浮き沈みだ。あるときには、自分たちは次のGoogleになれると思い、島々を購入することを夢に描く。その翌日には、自分たちが完全な失敗者であることを、愛する人たちにどのように伝えるべきか思い悩む。そんな具合だ」と話す。 起業とは困難なもので、その大半が失敗する。特に目を引くニュースにもならない。ただ、ほとんどの人が理解していないのは、共同創設者たちが感じる憂うつさやストレスが、低調な市況や誤った
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