宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーションの「コマンダー(船長)」を日本人として初めて務めることになったと発表した。2013年末から約6カ月間、宇宙に滞在し、最後の2カ月は最高責任者として6人の飛行士全員を統括、安全確保の任務を果たすという。米滞在中の若田飛行士は17日午前、テレビ会議を通じて会見し、「日本人の『和の心』を大切にしてチームを取りまとめてい
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22日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた日本の無人物資輸送機「HTV(愛称・こうのとり)」2号機は国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功した。ISSのロボットアームで捉えて引き寄せてくっつけ、28日午前0時45分にボルトなどによる固定を終えた。HTVは米スペースシャトルが今夏に引退後、大型物資の唯一の輸送手段となるため国際的な注目度も高い。HTVは宇宙航空研究開発機構(
2015年10月29日 更新 「あかつき」金星周回軌道投入へ 2015年12月7日、「あかつき」は金星周回軌道への投入に再挑戦します。 最新の情報は「あかつき特設ページ(2015年版)」へ! あかつき特設ページ 2010年12月24日 更新 「あかつき」プロジェクトを応援してくださった皆様へ 12月7日に実施した金星周回軌道投入中、金星探査機「あかつき」は思いもかけぬ事態に遭遇したと考えられ、残念ながら今回の軌道投入は失敗に終わりました。プロジェクトメンバーは悔しい思いをかみしめていますが、それは応援してくださった皆様も同じだと思います。 幸い私たちはまだ「あかつき」を手の内にしています。ミッションは失われたわけではありません。 まずは原因究明に全力を尽くし、続くミッションで同じ過ちを繰り返さないこと。そして、いまの「あかつき」を無事に飛行させ、いつか「あかつき」の弟や妹達を宇宙に旅立たせ
探査機「はやぶさ」を支えた功労者たち=2日午前8時37分、東京都霞が関、佐藤久恵撮影 世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機「はやぶさ」の部品製造などを手がけた、中小企業を含む119機関に、内閣官房と文部科学省が2日、感謝状を贈った。日本が誇る科学技術の立役者たちは緊張した面持ちで「日本のものづくりの底力を大切にしていきたい」と語った。 式には104機関から約170人が出席した。宇宙航空研究開発機構や大学、NECなどの大企業にまじって、中小企業の関係者も大勢詰めかけた。 長崎県の菱計装は燃料供給装置の設計などにかかわった。従業員は約100人。中島昭二・品質保証部長は「帰ってきて燃え尽きた映像に涙が出た。かかわれたことに技術者として感動しています」と話した。 従業員約20人の愛媛県の高橋工業は、小惑星イトカワの微粒子が入っていた容器の製作を最後に、宇宙関連の仕事から手を引いた。
岡山大学地球物質科学研究センターの電子顕微鏡。1ナノメートルの世界が右側のモニターに映し出される=三朝町山田 探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星「イトカワ」の微粒子を、三朝町にある岡山大学地球物質科学研究センターが分析する予定だ。はやぶさのプロジェクトにかかわっていた中村栄三教授が、帰還に向けて分析設備を整えてきた。中村教授は「微粒子がいつできたのかなど、総合的に微少量の物質を分析できる設備は世界で他にない」と意気込んでいる。 同センターは、これまでにも隕石(いんせき)の研究などの実績があり、物質に含まれる元素、年代などを分析することができる。イトカワの微粒子が同センターにきた際には、十数人の研究員で臨むという。 センターにある微細加工が可能な「フォーカスイオンビームシステム(FIB)」を使えば、わずか0.01ミリメートルというイトカワの微粒子1個を5枚程度に薄く切断することができる。ス
2011年3月30日 更新 「こうのとり」2号機が大気圏へ再突入。ミッション完遂! 3月29日0:46(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)から離脱した宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機は、3月30日12:09頃に大気圏へ再突入しました。 「こうのとり」2号機は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送業務を完遂し、大気圏への再突入をもって約67日間にわたる全ミッションを終えました。 ミッションを完遂した「こうのとり」2号機とH-IIBロケット2号機へのメッセージを、4月6日(水)まで募集をしています。皆さまからのメッセージをお待ちしております。
小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰る快挙を成し遂げた探査機「はやぶさ」の後継機として開発が進められている「はやぶさ2」の模型が20日、相模原市の政令市移行記念イベント会場の「在日米軍相模総合補給廠(しょう)」で公開された。 はやぶさ2は、有機物が存在すると考えられている小惑星からサンプルを持ち帰るため2014年の打ち上げを計画している。 模型は実物の約10分の1のサイズで、同市緑区の藤見碧人(あおと)君(9)は「これが宇宙を飛んでいくと思うと不思議。はやぶさに負けず任務を果たしてほしい」と話した。21日まで展示後、市内の宇宙航空研究開発機構の施設に移される予定。
JAXA’s Hayabusa spacecraft leaves a streak of light behind the clouds is as it re-enters Earth’s atmosphere over the Woomera Test Range in Australia. Credit: NASA/Ed Schilling This image shows a closeup of comet particles captured by Hayabusa. Image Credit: JAXA › View Larger Scientists involved with the first space mission attempting to sample asteroid surface material and return to Earth, have c
宇宙航空研究開発機構は18日、日本初の金星探査機「あかつき」が来月7日に金星に到着し、観測に必要な周回軌道に入ると発表した。 5月21日の打ち上げから半年余りを経て、約5億キロ・メートルの旅路の正念場を迎える。 計画では7日朝、あかつきの軌道制御エンジンを噴射し、飛行速度を毎秒35キロに減速することで周回軌道に投入する。 あかつきとの通信は、片道215秒もかかる上、金星の陰に入る影響で、一時途絶する見通しのため、事前に操作命令を送信し、あかつきが自動で実行する。投入の成否は同日夜に判明する。 あかつきは、最終的に金星から近い場所で約550キロ、遠い場所で約8万キロの軌道を周回する。赤外線などを使って、雲の動きや大気の成分を調べ、謎の暴風「スーパーローテーション(超回転)」の解明に挑む。
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