「父さん、父の日に亀の粘土作ってあげるよ.」 「おー,凄いね。」 「どんな亀かもう決まってるんだ。」 その時まで楽しみにしようと思っていたのだけれど、彼はあっさり教えてくれた。 「父さんのは,サイボーグ亀だよ。いっぱいキズ作れば,父さんみたいなサイボーグ亀だ。」 以前,お風呂でしたこの話以来,私のバックにはサイボーグ・ブルースが流れている。 ありがとう。とても嬉しいよ。 「ほら、手と脚にちゃんとキズを入れるよ。」 設計デッサンを見せてくれた。 「お母さんのパンケーキ亀は4足歩行にしたから,お父さんのは二足歩行で良い?」 「い,良いよ。」 いきなり話が難しくなる。 で,作ってくれたのがこれ。
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