はじめに 対戦型のテニスゲームを作成して、.NET Remotingを使ってみましょう。 対象読者 C#を使って.NET Remotingを覚えたい人。 必要な環境 Windows Visual Studio 2005 解説概要 物理的に離れたPCで実行して結果を得る方法では、Webサービスが便利です。しかし、Webサーバが必要であったり、オーバヘッドが気になったりします。ここでは、別々のPC上での対戦型テニスゲームの作成を通して、.NET Remotingの使い方を見ていきます。 プロジェクトの作成 Visual Studio 2005(以下、VS2005)を起動しましょう。VS2005のExpress版ならば、Microsoftのサイトから無料でダウンロードできます。[ファイル]-[新規作成]-[プロジェクト]を選択し、プロジェクトの種類で[Visual C#]の[Windows]、テ
.NET Remoting は、.NET Framework 1.0の一部としてリリースされたマイクロソフトのプロセス間通信APIである。様々なアプリケーションドメインやプロセス、そして様々なコンピュータ上に存在するオブジェクトが、互いにシームレスに通信するための高性能かつ拡張性の高いフレームワークを提供する。 16ビット版Windowsの時代から、.NET Remotingに至るまでには以下のような技術が開発されてきた[1]。 DDE: 1987年 OLE: 1990年 COM: 1993年 COM-95: 1995年 DCOM: 1997年(後にActiveXへ) COM+とMicrosoft Transaction Server: 2000年 Common Object Request Broker Architecture (CORBA) やJava RMIのような類似技術と同様、
2007/04/03 全米で第6位のトラフィックを稼ぐ人気SNSサイト「Facebook」のコアモジュール「Thrift」がオープンソースとして公開された(公式ブログ)。ライセンスは独自の「Thrift Software License」(改変や再配布を許容している点はGPL同様のようだ)。Facebookは学生向けSNSとして2004年にスタートし、その後、学生以外にも会員を拡大。2007年2月現在の会員数は1700万人。アップロードされている写真点数は10億枚以上で、1日600万枚の画像がアップロードされるなど、画像共有サイトとして見てもFlickrよりも大きい。そんな急成長した巨大サイトを支えたのは、独自に作り上げた開発フレームワークだったようだ。 多数の言語で開発したモジュールをシームレスに統合 Facebookが、開発フレームワークとして自ら作成したのがThriftだ。“thri
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