イーフローは2010年5月12日,機器のリアルタイム性を確保しつつ,AndroidやOSGiによるリッチなサービスを実現するための仮想化プラットフォーム「Hyperdroid」を開発し,東京ビッグサイトで開催されている「第13回 組込みシステム開発技術展」(ESEC2010)で発表した。同社 開発本部 ゼネラルマネージャーの金山二郎氏によると「現在の組み込み機器はリッチなアプリケーションを搭載するのが当たり前になっているが,通話や印刷といったリアルタイム性が求められるサービスを阻害しないようにアプリケーションを搭載するのは,もはや限界に近くなっている。Hyperdroidを使うことで,リアルタイム・サービスとAndroidなどによるアプリケーション・サービスを分離できる」という。
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