クーチ・ビハール市(インド)付近の状況。地図は東を上にしており、右(南)がバングラデシュ(緑)、左(北)がインド(橙)。 「飛び地の中の飛び地の中の飛び地」ダハラ・カグラバリ インド・バングラデシュ国境の飛地群(インド・バングラデシュこっきょうのとびちぐん、英: India–Bangladesh enclaves)は、インド(西ベンガル州クーチ・ビハール県)とバングラデシュ(ラジシャヒ管区)との国境線をまたいで散在した双方の飛地。入り組んだ国境線に加え、非常に多くの飛地が互いの領土内に存在することで、錯綜した状況になっていたが、2015年8月1日に領土交換が行われ解消された。 この一帯の総称はないが、日本ではインド側の県名を採り、クーチ・ビハール(Cooch Behar, Koch Bihar)の名で紹介されている[1]。 インドの西ベンガル州クーチ・ビハール県とバングラデシュのラジシャヒ