SMBC日興証券の幹部ら4人が特定の銘柄の株価の下落を防ぐため、不正な取引をしたとして4日夜、金融商品取引法違反の相場操縦の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。 大手証券会社の幹部らが、この容疑で逮捕されるのは極めて異例で、特捜部は取引の詳しい経緯の解明を進めるものとみられます。 逮捕されたのは、SMBC日興証券の ▽エクイティ本部の本部長、トレボー・ヒル容疑者と(51) ▽副本部長のアレクサンドル・アヴァキャンツ容疑者(44)、 それに ▽エクイティ部の部長、山田誠容疑者(44)、 ▽エクイティ・プロダクト・ソリューション部の元部長、岡崎眞一郎容疑者(56)の4人です。 東京地検特捜部によりますと、4人は「ブロックオファー」と呼ばれる取引所の時間外で行われる株の売買に関連して、特定の銘柄の下落を防ぐため、不正な取引をしたとして金融商品取引法違反の相場操縦の疑いが持たれています。 時間外