2015年2月7日のブックマーク (2件)

  • 「ISIL」邦人殺害事件から考える日本の「積極的平和主義」への覚悟

    いつか起こるのではないかと恐れていた事態がついに起きた。ISIL(「イスラム国」)に拘束されていたジャーナリストの後藤健二さんが殺害されたのだ。湯川遥菜さんに続いて後藤さんも殺害されたことで、ISILに拘束された日人が2人とも死亡するという最悪の結果になってしまった。ご遺族には心からお悔やみを申し上げたい。 「72時間以内に2億ドルの身代金を払わなければ人質を殺害する」に始まったISIL側の要求は、その後、ヨルダンで拘束されているサジダ・リシャウィ死刑囚との人質交換へと変化し、最後はリシャウィ死刑囚の釈放と引き換えに、後藤さんに加えてヨルダン空軍パイロットのムアズ・カサースベ中尉を解放する、というものになった。しかも最新の報道によると、カサースベ中尉は、このような条件をISILが出したときには、既に殺害されていたようであり、檻の中に入れられた状態で生きたまま焼かれるというむごたらしい方法

    「ISIL」邦人殺害事件から考える日本の「積極的平和主義」への覚悟
    n4983m
    n4983m 2015/02/07
    日本の有り様に対する正当な論議であると思う。危ないことが襲ってきたら背を向け身をかがめて通り過ぎるのをじっと待てばよい式の意見には与しない。
  • ISIL人質事件で蘇る中国の悪夢

    後藤健二さんと湯川遥菜さんという二人の日人がISIL(「イスラム国」とも呼称)メンバーに殺害されたとされる映像が公開されて日社会に大きな衝撃を与えた。中東でのテロに日が「巻き込まれる」可能性が高まったと捉えられたためだ。しかし、日人が「巻き込まれ」、人質になったのはもちろん初めてでもなければ、最後でもない。むしろ過激派の跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)は私たちの周辺のアジア諸国で顕著になっているように見える。 国内に多くのイスラム教徒を抱え、少数民族による騒擾事件や分離独立への動きに常に晒されてきた中国では長年にわたり日と比較にならないぐらいの緊張を強いられてきた。そんな中国においてさえもここ数年でテロを巡る治安維持の問題ではこれまでと異なる様相を呈している。 もともと少数民族が多い新疆ウイグル自治区やチベット自治区、そして中国各地に点在する民族自治州では度々、少数民族による騒擾事

    ISIL人質事件で蘇る中国の悪夢
    n4983m
    n4983m 2015/02/07
    中国混乱の圧力は陸地伝いにやってくる。ウイグルやちチベットで行ってきた少数民族抑圧の結果だろう。