今日、会社の健康診断に行ってきた。 今日が来るのが、大変憂鬱だった。 なぜなら、3回目の子宮頸がん検診が含まれているからだ。 がん検診を社内や顧客へ推奨している立場としては、重要性は重々理解している。 しかし、いま私のハートと膣はヒッソリと痛んでいる。 何があって、どう憂鬱だったか、ここに記したいと思う。 ■■■ そもそも、子宮頸がん検診に恐怖感を持ったのは初回の印象が悪過ぎたからだ。 経験したり調べてもらうとわかるが、検査の部屋に入ると可動式の椅子に座らされて、自動的に股が開くようになっている。カーテンがかかってこちらからは姿が見えない医師に、オープンになった下半身を見せるのだ。 何の説明もなく股がオープンになる。向こうは年齢も性別もわからない医師がいる。恐怖でしかなかった。 当然のように「はい、入れますからね」と言われる。そこで中年の女性がいると初めてわかった。 冷たい器具が肌に触れて