ブックマーク / researchmap.jp (2)

  • 証明の主要部分にコンピューターによる計算が含まれる数学の定理 - researchmap

    証明の主要部分にコンピューターによる計算が含まれる数学の定理としては四色定理[Appel & Haken 1977]が有名ですが、それが最初ではありません。整面凸多面体の分類の完成[Zalgaller 1967]があります。前者が当時話題になったのと比べると、後者はほとんど話題になりませんでした。なぜでしょう? 分野の違い:四色定理はグラフ理論の問題ですが、整面凸多面体の分類は三次元ユークリッド幾何学の問題です。当時は計算幾何学が流行る前ですから、グラフ理論と比べてユークリッド幾何学が古臭い終った分野と思われていたのかもしれません。手法の違い:四色定理の証明で使われたのは、グラフ上の一種の整数計画法です。整面凸多面体の分類で使われたのは三次元ユークリッド空間上の数値計算です。当時は、コンピューターを使って数値計算をしても当たり前と思われたのかもしれません。発表の形態の違い:AppelとHa

    n_231
    n_231 2016/01/06
    単に4色定理が有名だったからでは?命題は子供でも理解でき、誰でも正しいらしいことの検証はでき、しかし証明はできない。
  • 菅原裕輝「科学哲学を専門的に学びたい高校生・大学生のために(随時更新)」 - researchmap

    科学哲学を専門的に学びたい高校生・大学生・社会人のために (随時更新) 菅原裕輝(大阪大学COデザインセンター) [最終更新日:2017年7月1日] 0.はじめに Q1.「科学哲学」とは? A1.ここでは「科学を哲学的枠組み(認識論・存在論・倫理学・論理学的観点)から分析する学問分野である」とする。 [参考] 「科学哲学は、科学に関わる問題を扱う哲学である。科学哲学が取り組む問題には異なった二つのタイプがある。まず、科学一般の性に関わる問題に取り組む哲学者がいる。彼らの扱う問いとは、理論上のモノ(entity)は実在するのか、科学は真理を探求しているのか、科学的な方法なるものが存在するのか、などである。次に、個別の科学で生じる哲学的問題に取り組む哲学者たちもいる。たとえば物理学の哲学者は、相対性理論や量子力学にどのような解釈が可能かについて頭を悩ませる。そして生物学の哲学者は、生物種の定

    n_231
    n_231 2015/09/01
    理系の中で基礎系数学と並んでマネタイズ難しい領域って印象。
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