今日は未来の話をさせていただくわけですが、まず最初に、任天堂が今後も変えないことについてお話ししておきたいと思います。 先日の通期業績予想の修正発表以来、いろいろな報道があり、さまざまな方からコメントをいただいていますが、私達はビデオゲーム専用機プラットフォームの未来を決して悲観しているわけではありません。 ですから、当社が、「ハード・ソフト一体型のビデオゲーム専用機プラットフォームを経営の中核とすること」は、今後も変わりません。当然のことながら、今までと変わらず、将来のために新しいハードの研究開発も進めていますし、当社が自社ハードを捨てて、他のプラットフォームに軸足を移すということも考えていません。 これは、任天堂のビジネスの中で、我々の強みを最も活かせるのが、ハード・ソフト一体型のプラットフォームビジネスだと考えているからです。ハード・ソフトを一体で提案するからこそ、ニンテンドーDSの