千葉県警監察官室は22日、少女にみだらな行為をして熊本県警に同県少年保護育成条例違反容疑で逮捕された松戸署の男性巡査長(29)を停職6か月、ひき逃げ事件の証拠品を捨てた市原署の男性巡査(28)を証拠隠滅容疑で千葉地検に書類送検し、減給10分の1(1か月)の懲戒処分にしたと発表した。 2人は同日、依願退職した。 発表によると、巡査長は昨年8月27日、インターネットで知り合った熊本県の女子中学生(当時13歳)にホテルでみだらな行為をしたとして逮捕され、2月7日に熊本簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。巡査長は即日納付した。県警監察官室に対し、「性的な欲望を抑えられなかった」などと話したという。 一方、巡査は昨年10月28日午前1時半頃、市原市五井の市道で起きたひき逃げ事故で、現場で目撃者が集めた20~30個のプラスチック片を捨てた疑い。事件は未解決で、車種も特定できていないという。調べに対