JR東日本とパナソニック コネクトは12月11日、駅の構内アナウンスを聞き取りやすくする放送装置を発表した。さいたま新都心駅のコンコースで11日から本格稼働する。 センサーで周囲の騒音をリアルタイムで検知し、放送音量を自動で調整するシステム。コンコースに流れる放送の音量が、騒音よりも常に7~10dB大きくなるように自動制御する。 放送の音量が一定の値(しきい値)を超える場合には自動で音量を抑えるピークカット機能も設けた。「過剰にうるさく感じることなく聞き取りやすさの向上が図れる」としている。 同システムは2020年3月に高輪ゲートウェイ駅の開業に合わせてコンコースで試験を実施。さいたま新都心駅でも今年8月に稼働試験を実施していた。 関連記事 JR新宿駅、混雑を抑制する「ラウンドアバウト歩行」2度目の実験 定着目指して長期化、案内は派手に JR東日本は9日、新宿駅南口で歩行者が一方向に動くこ
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