冥想により、限りなき知性と底知れぬ優しさを。そこに次の時代が・・・。この世はドリームでもあり、リアルでもあり。 ◎王と生、女王と死 1.第一図 まず舞台として、メルクリウスの池に表象されるこの世があり、その池には6つの星があり、チャクラを暗示している。噴水の上部に大きな星がありこれは七つ目のチャクラであるサハスラーラ・チャクラ。 上方に太陽と月があり、天上にも男性原理、女性原理のあることを意味する。 2.第二図 王と女王が左手を握りあって、右手では一本の花を交差させ、その交点に鳥が更に一本の花を交差させている。 いろいろな解き方があるとは思うが、ここでは、左手の握手は肉に近いより低次の交わり、右手の花の交差は、鳥を媒介としているので、天を意識したより高次な交わりのイメージであり、三位一体を暗喩している。 つまり王も女王も個人・個別性の中のものなので、十牛図でいえば、童子が王であり、牛が女王