雷雨の時に空中を発光体が浮遊する大気電気学的な現象「Ball Lightning(球電)」は、目撃例は多く報告されているものの科学的データに乏しく、その正体は解明されていません。 写真や映像での記録がほとんどなく、多くの人が同時に目撃しているということだけが実在の証しともいえるのですが、オーストリアの物理学者たちが唱える新説によると、球電の目撃例の大多数は幻覚で説明できるそうです。 詳細は以下から。Mysterious ball lightning: Illusion or reality? - Presseinformation der Universität Innsbruck 「Ball Lightning」と聞くとその名前から直感的に「球型の雷」と思うかもしれません。球電の多くは落雷と同時に目撃されているのですが、地面近くの低空に現れ、一瞬で消える雷光とは違い数秒間~数十秒間かけて
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