先日、僕は「たぶん被虐待経験者と昨今の反虐待ブームで触発されて何とかしようとする人たちとの間には相当な温度差とベクトルの向きの違いがありそうな気がします。」とツイートした。その事について改めて考えてみた。 たとえブームであれなんであれ、児童虐待に関心を持ち何とかしようとアクションを起こす人の事を幾ばくかでも批判的視点で見ていたかもしれない自分はやはり、反省する点があるように思う。 その人達と僕や僕ら元被虐待児の間に温度差やベクトルの違いがあったとしても、そのギャップを埋める姿勢を持ち続ける事が大切なのかなと。もしも、ブームだとすればいずれ去って行く人は去るだろうし、残る人は二次加害等のミスをしたとしても試行錯誤しつつ関わり続けるだろうし。 ある方からこんな意見を頂いた。「被虐待者はたぶん助けを求めていて…」誤解を避けるために申し上げると被虐待児は、少なくとも僕は一般の人に助けや同情などは求