デベロッパーのMaFi Gamesは5月31日、工業シミュレーション『Captain of Industry』を早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。練り上げられたゲーム性や時間を忘れる中毒性から、本作のプレイヤー数は右肩上がりで増え続けているようだ。Steamストアページには表記がないものの、有志協力により日本語表示に対応する。 『Captain of Industry』は工業シミュレーションゲームだ。新技術の研究、原材料の採掘、工場の建設、他の島との交易などを続けながら、コロニーを運営していく。最終的には、宇宙開発のためのロケットを発射することもできるようだ。 ゲームプレイは、研究室でさまざまな技術や施設をアンロックしつつ、資源を管理しながら工場を運営していくという流れだ。各施設に資源を流通させるためには、トラックなどの車両を割り当てる必要がある。研究室
Yager Development(以下、YAGER)は6月8日、『The Cycle: Frontier』のプレシーズンを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。基本プレイ無料タイトルとして、正式なリリースに先駆けてゲームを楽しめる。『The Cycle: Frontier』は、基本プレイ無料のマルチプレイサバイバルシューターだ。 『The Cycle: Frontier』を開発・運営するのは、ドイツのゲームスタジオYAGER。YAGERは、苛烈さと陰鬱さをもってドバイでの悪夢を描いたTPS『Spec Ops: The Line』を手がけたことで名を馳せた。しかし同作を開発したスタッフの一部はスタジオを離れ再出発。一方でYAGERは『Dreadnought』や『The Cycle』といった運営型ゲームに挑戦していた。両作はともに日本語非対応であった
ゲーム開発が長期化しつつあり、その理由を分析する議論が活発化しているようだ。とある人物の疑問がSNSに投じられたことにより、さまざまな開発者が知見を共有している。結論からいうと、ゲームの開発期間が長期化した背景には、グラフィックの表現力の向上や開発の大規模化に端を発する、さまざまな原因があるようだ。 Image Credit: Anthony Riera 多くの意見寄せられた発端 今回、多くの開発者たちが意見を投じるきっかけとなったのは、Twitterにおけるある投稿だ。3Dモデリング分野で活躍するとある開発者は5月29日、「昔に比べてゲーム開発期間が長期になっていることは、どこかで議論されているのだろうか」との旨の疑問をツイートした。同開発者は、昔のゲームは長くて2年ほどで開発完了していた一方で、現在では開発完了までに4~5年かかるとしている。その上で、昔のハード性能などによる制約はあっ
デベロッパーのMinMax Gamesは5月27日、コロニーシミュレーション『Clanfolk』を日本時間7月15日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお、本作は現在、Steamにて無料デモ版が配信されている。 『Clanfolk』は、中世におけるスコットランドのハイランド地方を舞台にした、コロニーライフシミュレーション。厳しい自然のなかで生き残り、クラン(Clan)の居住地を発展させていく。マップ上のすべての場所に特徴があるため、集落を配置する場所と、それをどのように構築するかが重要となる。そして、クランへの最大の脅威は自然そのものだ。序盤は食べ物が豊富で夜も暖かいが、季節の変化に伴って資源が減少し、慎重な計画が必要になっていく。 山、森、草原、湖に囲まれた大自然のなかから、居住地とする場所を選ぼう。プレイヤーは土地を耕地や建造物などに利用できる。土地を耕し
Stunlock Studiosは5月25日、『V Rising』の売上本数が100万本を突破したと発表した。週末に50万本突破をアナウンスしたばかりだったが、すでに大台に乗っているようだ。 『V Rising』は、オープンワールド型のアクションRPGだ。主人公は長らく眠りについていた吸血鬼として、世界を探索し力を蓄えていく。世界は広大で、さまざまな危険や宝が眠っている。環境を破壊したり敵を倒したりすることで資源を入手。新たな武器やアイテムを作り、あるいは自分だけの拠点を作っていこう。 そのほか、主人公が吸血鬼ということで、血を使ったサバイバルや能力強化要素が導入されているほか、陽に当たるとすぐ死に至るといったギミックも存在。見下ろし型のアクションRPGということで、『Diablo』を筆頭としたハックアンドスラッシュゲームに見えるが、そうしたゲームおなじみのルート要素は薄め。戦闘と探索に重
国内の同人サークルFragariaは5月22日、『イハナシの魔女』の無料体験版を公開した。対応プラットフォームはPC。SteamおよびBOOTHからダウンロード可能。現在BOOTHにて販売中の有料体験版よりも、内容を絞ったものとなる。 『イハナシの魔女』は、沖縄の離島で魔女と共同生活を送る、青春ファンタジーノベルゲームだ。本作の主人公である西銘光は、幼い頃に両親を亡くした過去をもつ少年。3月まで東京都内に住み、1年生として高校に通っていた。ある日、光は彼の保護者である叔母から航空券を渡され、人口1000人にも満たない沖縄の離島「渡夜時島」へ引っ越すことになる。しかし光が島を訪れると、頼りの祖父は半年前に海外へ移住。叔母に連絡を取ろうとしたところ、東京に居た叔母一家もどこかへと姿を消していたことが発覚する。 光は、祖父の家に入ることすらできず、途方に暮れる。ひとまず野宿をするべくサトウキビ畑
ホーム ニュース 沖縄離島ノベルADV『イハナシの魔女』Steamにて2022年夏にリリース予定。島に残された信仰と、異界の魔女の目的 国内の同人サークルFragariaは4月21日、『イハナシの魔女』のSteamストアページを公開した。本作はPC向けとして、2022年夏に製品版がリリース予定。ストアページの公開にあわせて、PVも公開されている。 『イハナシの魔女』は、魔女と離島で共同生活を送る、青春ファンタジービジュアルノベルゲームである。本作の舞台は、人口1000人にも満たない架空の沖縄の離島「渡夜時島」だ。主人公の西銘光は、3月まで東京都内に住み、高校1年生として学校に通っていた。ある日、光は保護者の叔母に航空券を渡され、祖父のいる渡夜時島へ引っ越すことになる。しかしいざ島に着いてみると、頼りの祖父は半年前に海外へ移住。事情を探ろうとしたところ、叔母一家の高跳びが発覚する。光は、叔母
ホーム ニュース 『エルデンリング』にて日本人が謎メッセージ「砦、夜」に困惑していると聞き、海外プレイヤーが面白がる。その理由とは 『エルデンリング』で見られる「砦、夜」なるメッセージが日本人ユーザーを困惑させ、その様子に気付いた海外ユーザーからも反響が寄せられている。本作の定型文メッセージが、ミーム伝達の難しさを浮き彫りにしたようだ。 『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが贈る新作アクションRPGだ。本作の舞台となる広大な狭間の地には、美しい高原から危険極まるダンジョンまで、作り込まれたさまざまなロケーションが存在する。そして、絶景の感動や過酷な状況をほかプレイヤーと共有できるのが、ネットワークを利用したオンライン要素だ。本作には一時的な協力プレイ要素のほか、ほかのユーザーとのゆるい繋がりを感じられるメッセージ要素もある。 本作のメッセージは、定型文の組み合わせを地面に残すシステム
デベロッパーのU.Ground Game Studioが手がける人生シム『大多数(Nobody – The Turnaround)』が、現在Steamにて多くのユーザーの注目を集めているようだ。ゲーム体験版の祭典Steam Nextフェスにあわせ公開された本作デモ版は、ピーク時で数万人がプレイする人気ぶりを見せている。 『大多数』は、現実世界のパラレルワールドを舞台とした人生シミュレーションゲームだ。本作においてプレイヤーは、社会の目立たぬ「多数派」のひとりとなり、苦境に立ち向かうことになる。主人公は出身も、学歴も、運も、なにひとつ恵まれたものをもたない、誰でもない人間。しかし、そんな主人公にも災いはやってくる。突然押し付けられた借金を一刻も早く完済するため、努力と信念だけを胸に、主人公は都会へと出稼ぎに出るのだ。 『大多数』が特色としているのが、社会の「リアルさ」だ。本作は、肉体労働や生
Bethesda Softworksは2月23日、Bethesda Launcherのサービスを、2022年をもって終了すると発表した。PC向けに展開されてきた自社ランチャーに、終止符を打つようだ。ゲームやウォレットなどは、なんとSteamへと移行可能だという。 Bethesda Launcherは、Bethesda Softworksの特定の自社PCタイトルに使用されているランチャーだ。『Fallout 76』や『RAGE 2』など、近年の同社の発売タイトルが対象となっている。『Fallout 76』などが展開された2018年頃は、同ストアでしかPC版が購入できない作品も存在。2018年といえばEpic Gamesストアが誕生し、Steamの収益配分をめぐって議論が生まれ、さまざまな会社がPC向けランチャーを展開していた時期であった。 しかしBethesda Softworksはその後、
ホーム ニュース 『Battlefield 2042』の出来に、シリーズ元開発者が驚く。失策の責任は上層部にありとの見解 『Battlefield 2042』について、シリーズ過去作品に携わった主要開発者が、SNS上で苦言を呈している。同作の失策の原因について述べ、新たな作品への舵を切るしかないのではないかと伝える内容だ。ユーザーなどからは多くの意見が投じられた同作ながら、今回は過去作の現場を知る者としての声が投稿されたのである。 『Battlefield 2042』は、マルチプレイFPS『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作だ。最大128人(PS4/Xbox Oneは最大64人)での大規模対戦を特徴としている。本作は昨年11月19日のリリース直後より、不具合の多さやパフォーマンス問題など、多岐にわたる問題点への指摘がユーザーから続出。開発元EA/DICEはフィード
BioWareにて『Dragon Age』シリーズなどの開発を率いてきたMark Darrah氏が1月19日、古巣である同スタジオのとある社内風土を批判する動画を公開した。開発が後期になって急速に進む現象の有害さを訴え、ほかのスタジオにも共通する問題であると指摘している。 BioWareは、SFアクションRPG『Mass Effect』シリーズやファンタジーRPG『Dragon Age』シリーズの開発で知られるカナダのゲーム開発スタジオだ。『バルダーズ・ゲート』を始めとして、RPG作品の制作に定評がある。一方で、2019年に発売されたオンラインアクションRPG『Anthem』は、リリース直後からゲームの品質についてユーザーから批判が殺到。再開発プロジェクトを掲げるも、のちにそのプロジェクトも中止に至るなど厳しい経緯を辿った。同年には、同作の開発難航について海外メディアKotakuがスタジオ
今年2021年を振り返る、AUTOMATONの年末企画第5弾。これまで、各ライターのトラウマエピソード、小規模開発作品、スキマ時間に遊んだゲーム、ベスト短編と企画を分けて掲載してきた。年末最後の企画となる本稿では、1年の総括として各ライターの個人的なゲーム・オブ・ザ・イヤーを紹介する。あわせて、最後にAUTOMATON全体としてのゲーム・オブ・ザ・イヤー 2021を発表しよう。全体GOTYは、ライター陣の投票により決めたものだ。 『HADES』 ――総合的な完成度の高さに感服 開発元・販売元:Supergiant Games 対応機種:PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S /Nintendo Switch 『HADES』は、冥界の神ハデスの息子ザグレウスを主人公とするローグライク・アクションゲーム。ギリシャ神話をモチーフにした作品だ。ザグレウスは地下の冥界
世界保健機関(WHO)が2019年に認定した国際疾病「ゲーム症/ゲーム障害(Gaming Disorder)」について、成り立ちに疑問の声があがっている。海外専門家が同疾病についてWHOに問い合わせたところ、不透明な対応を受けたと証言。さらには同疾病に関するWHOのQ&Aページが一時閲覧不能となったのだ。海外メディアNMEがこの出来事を報じ、海外専門家を中心に波紋が広がっている。 「ゲーム障害」は、WHOが2019年に採択した「国際疾病分類第11版」(ICD-11)にて認定した国際疾病。同障害について、ICD-11での定義を簡単にまとめると「プレイ時間や頻度および熱中度などを制御できない」「日常生活よりもゲームを優先してしまう」「社会活動などにマイナスな影響が発生してもゲームプレイを継続、もしくは拡大してしまう」などの特徴が挙げられている。平たくいえば、いわゆる“重度のゲーム中毒”を、アル
パブリッシャー/デベロッパーのArt Games Studioは11月9日、登山シミュレーション『Climber: Sky is the Limit』にて日本語を実装すると発表した。同作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年前半に発売予定だ。発売のタイミングにて日本語を搭載するかどうかは不明であるが、ともかく将来的に日本語には対応するようである。 『Climber: Sky is the Limit』は、高峰の登山に挑むサバイバルシミュレーションゲームだ。本作ではエベレストやK2といった、世界の山々に挑むことが可能。プレイヤーは登山ルートの策定から装備の準備を整え、さまざまな困難を乗り越えながら山頂を目指すこととなる。まずは手元のマップを見ながら、どのルートを辿りどのピークを目指すのかを決めよう。 ルートが決まったら、次は携行品の準備だ。バックパックに適切な道具やリソース
ホーム レビュー・インプレ 協力ゾンビFPS『Back 4 Blood』は継承と変化の作品だった。PS4版の体験から感じた新たな息吹 WB Gamesは本日10月12日、協力ゾンビシューター『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』を PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売する。本作の国内向けパッケージ版の販売については、WB Gamesとサブパブリッシング契約を結んだセガが担当する。 『Back 4 Blood』は、オンライン協力プレイを軸とする一人称視点シューターだ。本作の世界はリドゥンと呼ばれるゾンビのような怪物たちに占拠され荒廃しきっている。諸悪の根源は、デビルワームと呼ばれる人間をリドゥン化させる寄生虫だ。プレイヤーはデビルワームに感染しない人類であるクリーナーのひとりとして、リドゥ
パブリッシャーのTeam17は8月13日、『Sheltered 2』を9月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、ゲームは日本語表示に対応するようだ。 『Sheltered 2』は、シェルターを管理するサバイバルシミュレーションゲームだ。開発を手がけるのは、イギリスのゲームスタジオUnicube。舞台となるのは、文明が崩壊してから20年が経った終末世界。日常は崩れ落ち、生き残った人々は地下シェルターでの生活を余儀なくされている。人間たちの間で派閥が生まれ、それぞれ過酷な生活を送っていた。そうした苦境の中、プレイヤーはひとつの地下シェルターを管理していく。 本作は、2016年3月に発売された『Sheltered』の続編だ。災害後の荒廃世界にて、地下シェルターに住まう人々と資源を管理しつつ、飢えやストレス、外的脅威をケアしていく作品
Chucklefish Gamesは、『Eastward(イーストワード)』を9月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC・Mac(Steam/GOG.com/Humble Store)およびNintendo Switch。Nintendo Switch版はコンソール時限独占になるという。ゲーム内は日本語テキストに対応する。 『Eastward』は、ピクセルアートで描かれるアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、滅びゆく世界。タタリと呼ばれる瘴気が大陸に広がり、人口は減少の一途を辿る。逃げ延びた人々は、地下に村を作って生活していた。真面目な炭鉱夫のジョンは、あることをきっかけに、謎の多き白髪の珊(サン)と出会う。少女は何者なのか、そして世界はどうなってしまうのか。ジョンは珊とともに旅をしながら、外の世界へと歩み始める。 本作では、見下ろし視点にてジョンと珊を操作して
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