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ブックマーク / zenn.dev/knowledgesense (6)

  • RAGで「AIエージェント」を使う手法まとめ

    記事では、RAGの性能を高めるための「Agentic RAG」という手法について、ざっくり理解します。株式会社ナレッジセンスは、エンタープライズ企業向けにRAGを提供しているスタートアップです。 この記事は何 この記事は、「AIエージェント」をRAGに取り入れた手法である「Agentic RAG」のサーベイ論文[1]について、日語で簡単にまとめたものです。 今回も「そもそもRAGとは?」については、知っている前提で進みます。確認する場合はこちらの記事もご参考下さい。 題 ざっくりサマリー Agentic RAG は、RAGの新しい手法です。この論文では、「RAGにAIエージェントを使っている」とはどういう状態なのか、どんなパターンがあるのかまとめられています。クリーブランド・ステート大学の研究者らによって、2025年1月に発表された論文です。 最近、「AIエージェント」が注目されてい

    RAGで「AIエージェント」を使う手法まとめ
    nabeatsu1
    nabeatsu1 2025/02/01
  • RAG技術の現状考察と2025年のトレンド予想

    記事では、現在流行している「RAG」技術について、2024年トレンドの振り返りと、2025年の予想をします。株式会社ナレッジセンスは、エンタープライズ企業向けにRAGを提供しているスタートアップです。 この記事は何 2024年は、RAGが大流行した年でした。この記事では、2024年の技術トレンドを振り返りつつ、2025年のRAGの進展を予想したいと思います。技術的トレンドはもちろん、普段、企業向けにRAGを提供している会社としての、僕の肌感覚も合わせて、お伝えできればと思います。 題 ざっくりサマリー 結論として、RAGは、来年も変わらず流行し続けると予想します。 まず来年は、これまで以上に回答精度が向上するのは間違いないです。その理由は、LLMの価格低下トレンドと入力できるコンテキスト増大トレンドが、まだ続くためです。加えて、LLMが「視覚・音声」の入力手段を獲得したこと、ベクトルD

    RAG技術の現状考察と2025年のトレンド予想
    nabeatsu1
    nabeatsu1 2024/12/25
  • WebページをRAGしたい時の精度向上手法「HtmlRAG」

    記事では、RAGの性能を高めるための「HtmlRAG」という手法について、ざっくり理解します。株式会社ナレッジセンスは、エンタープライズ企業向けにRAGを提供しているスタートアップです。 この記事は何 この記事は、WebページをRAGしたい時に回答精度を上げる「HtmlRAG」の論文[1]について、日語で簡単にまとめたものです。 今回も「そもそもRAGとは?」については、知っている前提で進みます。確認する場合はこちらの記事もご参考下さい。 ※前提として、HtmlRAGは、Webから取ってきた文書を使ってRAGしたいときにだけ有効な手法です。PDFやWordでRAGしたい場合、今回あまり関係ないです。 題 ざっくりサマリー HtmlRAGは、RAGの精度を上げるための新しい手法です。中国人民大学と百川智能(Baichuan Intelligent)の研究者らによって2024年11月に提

    WebページをRAGしたい時の精度向上手法「HtmlRAG」
    nabeatsu1
    nabeatsu1 2024/11/26
  • SimRAGで専門分野にも強いRAGを作る

    導入 こんにちは、株式会社ナレッジセンスの須藤英寿です。普段はエンジニアとして、LLMを使用したチャットのサービスを提供しており、とりわけRAGシステムの改善は日々の課題になっています。 今回は、ドキュメントを活用して専門分野に強いRAGを構築できるSimRAGについて紹介します。 サマリー SimRAGは、専門分野に関するドキュメントを用いてファインチューニングを行うことで、専門分野の質問に高精度で回答するRAGを作成できます。RAGに特化するためのファインチューニングと、専門分野に特化するためのファインチューニングを組み合わせることで高い精度を実現しています。 問題意識 RAGにLLMをそのまま使用することの問題点 多くのRAGのシステムでは、検索を工夫することはありますが、LLMになにか手を加えることはありません。その理由は、LLM自体がある程度万能にドキュメントを理解し回答に用いる

    SimRAGで専門分野にも強いRAGを作る
    nabeatsu1
    nabeatsu1 2024/11/06
  • RAGの「ベクトル検索」の弱みを、ナレッジグラフで補う

    株式会社ナレッジセンスは、生成AIやRAGを使ったプロダクトを、エンタープライズ向けに開発提供しているスタートアップです。記事では、RAGの性能を高めるための「HybridRAG」という手法について、ざっくり理解します。 この記事は何 この記事は、RAGシステムを専門用語に強くするための手法「HybridRAG」の論文[1]について、日語で簡単にまとめたものです。 今回も「そもそもRAGとは?」については、知っている前提で進みます。確認する場合は以下の記事もご参考下さい。 題 ざっくりサマリー HybridRAGは、通常のRAG(Retrieval Augmented Generation)で用いられる「ベクトル検索」の弱みを補い、回答精度を向上するための手法です。BlackRockとNVIDIAの研究者らによって2024年8月に提案されました。 ベクトル検索の弱みはいくつかあります

    RAGの「ベクトル検索」の弱みを、ナレッジグラフで補う
    nabeatsu1
    nabeatsu1 2024/09/04
  • RAGを複雑な質問に強くする手法「CoA」について

    記事では、「Chain-of-Abstraction (CoA) Reasoning」についてざっくり理解します。軽めの記事です。 株式会社ナレッジセンスでは普段の業務で、生成AIやRAGシステムを活用したサービスを開発しています。 この記事は何 この記事は、最近聞くようになった「Chain-of-Abstraction (CoA) Reasoning」の論文[1]について、日語で簡単にまとめたものです。 今回も「そもそもRAGとは?」については、知っている前提で進みます。確認する場合は以下の記事もご参考下さい。 題 ざっくりサマリー LLMが外部ツールを使って回答を生成するときの、回答精度を高める手法についての論文です。Metaの研究者らによって2024年1月に提案されました。「Chain-of-Abstraction (CoA)」という手法を使うメリットは、RAGに応用することで

    RAGを複雑な質問に強くする手法「CoA」について
    nabeatsu1
    nabeatsu1 2024/04/18
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