記事一覧 もんじゅへの道路、土石流対策急務 寸断で住民一時孤立、不安消えず (2013年10月19日午前7時01分) 土砂崩れで一時寸断されたもんじゅ敷地内の道路=9月16日、福井県敦賀市白木(原子力機構提供) 台風18号の大雨で土砂崩れが起きた県道脇の斜面=15日、福井県美浜町丹生 台風18号の大雨で日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市白木)につながる一本道で相次いだ土砂崩れは、1カ月が過ぎた今も住民に不安を残している。県道、もんじゅ敷地内道路の2カ所とも土石流とみられ、対策が急務だ。白木―浦底の迂回(うかい)路の完成は6年後。住民は早期整備を求めるとともに、現道の対策強化を望んでいる。 美浜町丹生の県道の土砂崩れ現場は、白木トンネル入り口から南に百数十メートルの地点。泥水や倒木などが県道を寸断し、19世帯、60人余りが住む白木は一時孤立した。元市議で長年区長を務め