日本共産党の小池晃書記局長は15日、国会内で記者会見し、民進党と希望の党が同日、衆参両院で統一会派を結成する方針を確認したことについて、「まったく筋が通らない」と厳しく指摘しました。 民進、希望両党は、基本政策に関する合意文書を交わし、安保法制=戦争法について「違憲と指摘される部分の削除を含め、必要な見直しを行う」としました。 小池氏はこれについて「玉虫色といわれているが、それどころかまったくの骨抜きだ。民進党とは、わが党も含めた野党間で、安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を、党首が何度も合意してきた」と強調。「民進党が希望の党と統一会派を組むことは、この間の党首合意に背くものだ」と批判しました。 さらに小池氏は、民進党の参院議員には、2016年の選挙で野党統一候補として当選した議員が8人、衆院議員には、17年総選挙で“希望の党にはいかない”と表明や約束をした議員が8人い