加藤勝信官房長官は29日の記者会見で、ドイツの首都ベルリンの中心部に慰安婦像が設置され、除幕式が行われた問題について「わが国政府の立場やこれまでの取り組みとは相いれない、極めて残念なことだ」と述べた。「政府としては撤去に向けてさまざまな関係者にアプローチし、わが国の立場を説明するなど引き続き働きかけを行っていきたい」とも語った。 また、「政府の考え方やこれまでの取り組みをさまざまな形で国際社会に対して説明しているが、今後とも国際社会から正当な評価を受けるよう努力を引き続き行っていきたい」と強調した。