東京都交響楽団 第638回定期演奏会 《別宮貞雄プロデュース 日本管弦楽の名曲とその源流3》 会場:東京文化会館 松村禎三:管弦楽のための前奏曲 松村禎三:ピアノ協奏曲第1番 ミヨー:ディヴェルティメント 「ケンタッキアーナ」 作品287 オネゲル:交響曲第5番 「三つのレ」 指揮:下野竜也 ピアノ:野平一郎 作曲家別宮貞雄が三年計画で日本音楽の名曲とそのルーツとなるヨーロッパの音楽を紹介するこのシリーズも無事に2年目に突入。 コンサート前に、別宮が今回の曲についてトークする予定だったが、勘違いして来週の公演の曲目を話していた。(あとで気づいて、その後、本題に入ったけど…) 村松禎三は伊福部昭の弟子にあたるそうだ。 師と同じく、日本的なモノに留まらず、広くアジア的なものを西洋音楽の手法で表現しようとしているらしいが、管理人個人の感想から言えば、どうも、その音楽は師・伊福部ほどの高みには達し
本年、最初のコンサートに行ってまいりました。 2007年1月19日(金)19:00~ 東京文化会館大ホール 【指揮】 下野竜也 【出演】 野平一郎(ピアノ) 【管弦楽】 東京都交響楽団 【曲目】松村禎三:管弦楽のための前奏曲(1968) 松村禎三:ピアノ協奏曲第1番 ミヨー:ディヴェルティメント〈ケンタッキアーナ〉 オネゲル:交響曲第5番〈三つのレ〉 それにしても大変なコンサートで、2回の演奏会を連続で聴いたくらいのハードな内容でしたが、充実感はたっぷりで満足しました。 この企画は、作曲界の大長老、別宮貞雄氏によるものだったのですが、プログラム的にかなりハードな要求。でもご本人様は、ケロッとされていて、「自分が好きな曲を並べたのだ。」とのこと。恐れ入ります。おもしろかったのがプレトーク。ご長老だけあって今日のコンサートの演目を勘違いしていたとのご愛嬌もありましたが、言いたい放題のトークが気
「パシフィック・クロッシング」のパーシー・グレインジャー特集もいよいよ最終日、日曜日の映画上映から数えて今日は四日目になる。思えばわが人生で最初(でおそらく最後)のグレインジャー漬けの一週間だった。 トリを務めるのは豪州生まれのピアニスト、レズリー・ハワードのオール・グレインジャー・リサイタル。会場は一昨日と同じ、自由学園明日館の美しい講堂である。 レズリー・ハワード Leslie Howard はグレインジャーと同じメルボルン出身、現在はロンドンを拠点に活躍するピアニストで、超絶的な技巧をもって知られる。CD97枚という膨大な「リスト・ピアノ曲全集」があまりに名高いため、彼が同郷のグレインジャーを得意にしていることは案外知られていないが、オーストラリアのABCレーベルに二枚のグレインジャー・アルバムを録音している。今回はこの「パシフィック・クロッシング」のために来日し、東京と金沢でだけグ
January 16, 2007 ポゴレリチのリサイタル(15日サントリーホール) (2) テーマ:好きなクラシック(2289) カテゴリ:音楽 前回と曲目が違うポゴレリチのリサイタルに行ってきました。15日サントリーホール7時開演。 やはりライトを落として暗い会場にて。(専門的なことは言えないので感じたままにメモ程度に) 1曲目 ブラームスのカプリッチョ嬰へ短調op.76-1 何光年もかなたをただひとり旅しているような孤独。客席は身じろぎもせず、近くの席でたまに動く人がいると指一本動かしても聞こえる。 2曲目 ブラームス 間奏曲イ長調op.118-2(三つの間奏曲のうちの2番目) 曲想が最初の曲より幾分明るいものの、やはり孤高な始まり。核戦争で地球の生物が死に絶えて長い時間がたった後、最初の生命が生まれつつある光景が頭に浮かぶ。 力がないと出せない華やかな音色の部分では、いろいろな色や形
本日午後7時からまたポゴレリチコンサート。 終わった……ふう。 ポゴレリチがいっぱい。 ポゴレリッチでいっぱい。 音楽が響いてる。 前半、ブラームス*1とショパンソナタ*2。 後半、ラフマニノフ*3 アンコールにショパンノクターンop55-2とバラキレフのイスラメイ。 独特のテンポ、極上のピアニッシモ、壊れそうなフォルテ。 ブラームスはゆっくり……たどたどしいくらい。 音の歩みをひとつひとつ踏みしめてることを確かめながら、進む*4。 ラフマニノフの曲は、普通どれを聴いても、音の揺れ方、流れ、響きから 「あ、これ、ラフマニノフっぽい」って感じるのだけど それがきこえてこなかった。 音の流れ、よりも、音の響きそのものになったラフマニノフ。 響きがうつろう、変化し、重なり、やがて消える。 怒濤のようにわきあがったり、ゆらゆら、予想できない動きで変化したり*5。 アンコールで何をひくかしらん? エ
「HIGH SCORE」ファイナルの伊勢崎では「開演前の注意事項読み上げ」があったみたいですね(昼がWで夜がベリ) こういう「ファイナル感」のあるサプライズはいいですね。 そう言うレポを見るだけで _| ̄|○<ファイナル、イイナア…… って思ってきちゃうじゃないですか。 去年はごっちんコン春・秋で「ファイナル」を体感したけど、やっぱり「特別」だったもんなあ。。。「開演前読み上げ」に「あざらし」に「ニワトリ」、、、懐かしいねぇ… やっぱ「ファイナル」えぇなぁ… とかまあそんな感じで軽く「負け組気分」を抱きつつも、凹んでばかりでもいられないので(ようやく)レポ書きますよ。 もちろんいつもの方法です。 長くなります。ムダに長いよ。 内容が無いよう、なんて言わせないよう!(…汗) すいやせん、、、じゃあいきます。 去年一回も参戦しなかった「W&Berryz工房」公演。 それが今年は待ち遠しくてたま
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