コンビニエンスストア大手のローソンは31日、「ローソンチケット」を運営するローソンエンターメディア(LEM)と音楽・映像ソフト販売のHMVジャパンの子会社2社を9月1日付で合併すると発表した。成長分野と位置づける娯楽関連事業の強化を目指す。 存続会社はLEMで、新会社名は「ローソンHMVエンタテイメント」。社長にはLEMの坂本健社長が就く予定。両社の合併で、コンサートのチケットやCD、DVD、グッズなどの商品を一括して扱うなど、娯楽分野での相乗効果を見込む。 LEMが運営する「ローソンチケット」会員(350万人)、HMV会員(500万人)の情報を、ローソンのポイント「Ponta」(3200万人)へ8月から移行し、4千万人を超える会員情報を商品やサービスの提供に生かす。