クラウドの利用にあたって米国愛国者法(パトリオット法)の影響と懸念は、よく話題に上がります。 先日(5月23日)、Windows Azureの日本リージョンデータセンター開設計画が発表されましたが 日本にデータセンターがあっても米国愛国者法の影響下にあるから…と懸念されるコメントも聞きました。 そこで、今回は米国愛国者法に対する誤解について重要なふたつのポイントをとりあげます。 #詳細な情報は、最後にご紹介している文献などをご参照下さい。ここではBusiness面からWindows Azure利用を検討される方のために、ふたつのポイントに絞って記載しています。 マイクロソフトは米国系企業だから、データセンターがどこにあっても米国愛国者法の対象になる。ー 誤解があります 「米国系企業」または「米国に本社がある企業」が対象、と誤解されがちですが、米国に「存在がある」企業であれば、データの管理や