下世話な話で恐縮だが、「殺処分ゼロ」を目指すピースワンコ・ジャパンのシェルター運営には、それなりの費用がかかっている。 2014年度の年間支出は約1億1450万円。内訳は、200頭近くいる保護犬のフード代や医療費などに約1800万円、健康管理やしつけを担当する獣医師やトレーナーの人件費に2500万円、保護施設の建設に3700万円といった具合だ。質の高い飼育環境を維持しながら、1頭でも多くの犬を保護するには、安定した資金の確保が欠かせない。 現在その柱になっているのが「ふるさと納税」である。ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすると、2000円を除いた全額が税金から控除される制度。所得に応じた上限はあるが、ほぼ自己負担なしで寄付ができるうえに、地域産品などをお礼の品としてもらえることが人気を集めている。広島県神石高原町が昨年、寄付金の使途としてNPOや地元自治会を指定できる仕組みを設
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