タグ

ブックマーク / research.sakura.ad.jp (7)

  • 「さくらのクラウド」の舞台裏

    皆さまこんにちは。さくらインターネット研究所の大久保です。 先日、若手ネットワークエンジニアが集うミーティング「wakamonog4」において、『「さくらのクラウド」の舞台裏』と題した発表をさせていただきました。 弊社クラウドサービスの開発が格的にスタートしてから2年半、これまでのネットワークの変遷やストレージボトルネック解消への取り組み、また運用に関する話題としてDoSアタック対策についてご紹介をさせていただきました。 発表資料は以下に置いておりますので、ご興味がありましたらご覧いただければと思います。 「さくらのクラウド」の舞台裏

    「さくらのクラウド」の舞台裏
  • KVMを使う(ディスク性能編)

    KVMをとりあえず動かそうというときは、10GB程度の小さなイメージファイルから始めると思います。当ブログのインストール編でも例示した通り、また他のインストールガイドでも取り上げられている通り、qcow2フォーマットで作成したイメージファイルを使用している方が多いと思われます。ところが格的にテストをしようと思って100GBぐらい割り当ててインストールしてみると、途方もない時間がかかってびっくりすることがあります。 たとえば当方で計測してみたCentOSのインストールの時間は、qcow2を使い100GBのディスクを割り当てた場合に、フォーマットの所要時間が47分、パッケージのコピーで13分、合計で1時間もかかってしまいます。実サーバにインストールすればせいぜい10分ぐらいですから、恐ろしいほどのパフォーマンスの低下です。 まっさきに疑うのは、qcow2というフォーマットそのものです。試しに

    KVMを使う(ディスク性能編)
    naga_sawa
    naga_sawa 2012/01/13
    KVMのディスク性能/qcow2はサイズ拡張が重たい/インストール時はrawで行い、あとでqcow2に変換するのが吉
  • KVMを使う(ディスク性能編その2)

    今回はKVMでアタッチしたディスクのパフォーマンスについて、read/write性能を計測してみましょう。前回のディスク性能編では新規に作ったqcow2のパフォーマンスが悪いというお話をしました。今回もrawとqcow2の違いに注目したいのですが、拡張時のオーバーヘッドの影響を排した状態でのread/writeを比較したいと思います。また、KVMのディスクに対して指定できる別のパラメータについても触れてみたいと思います。 qemuの-driveオプションKVM(qemu)によって仮想マシンを起動するとき、ディスクのアタッチは通常以下のように行います。 host# qemu-system-x86_64 -hda disk.img ...このオプションについてqemuのマニュアルを読むと以下のような記述があります。 Instead of ‘-hda’, ‘-hdb’, ‘-hdc’, ‘-hd

    KVMを使う(ディスク性能編その2)
    naga_sawa
    naga_sawa 2012/01/13
    KVMのディスク性能/writeはホスト比で結構なオーバヘッド
  • KVMを使う(LiveMigration編)

    肝心なのは、3から4までの間をいかにスムーズに行うかということです。特に動作中のプロセスをコピーする瞬間は、どうしても処理を停止せざるを得ません。この停止時間をなるべく短くするために、メモリのコピーはダイナミックに行われます。 プロセスを動かしたままメモリのコピーを行うある程度の分量が移動したらプロセスを停止させ、最後までコピーを行うプロセスが動いている間に書き換えられたメモリを再度転送する このような工夫により、プロセスの停止時間を数秒単位に縮めることができます。実際に試してみましょう。 KVM(qemu)のLiveMigration2台のホストサーバ(転送元と転送先)と共有ファイルシステムとしてNFSサーバを1台用意します。NFSサーバはなんでもOKですが、ホストサーバは同一スペックでなければいけません。転送元のホストを192.168.12.45、転送先ホストを192.168.12.4

    KVMを使う(LiveMigration編)
    naga_sawa
    naga_sawa 2011/12/07
    KVMのLiveMigretionの実演/ディスクイメージこみで移動する方法ないんだろうか
  • 「さくらのクラウド」を例に見るネットワーク仮想化の設計と実装

    さくらインターネット研究所の大久保です。 先日、株式会社ハートビーツさんが主催されている勉強会、hbstudy#27にて弊社クラウドサービスのネットワーク構成について発表を行いましたので、そのご報告です。 今年11月中旬に石狩データセンターの開所にあわせてクラウドサービス(さくらのクラウド)をリリース予定です。 そのネットワークの構築を私の方で担当しており、こちらの勉強会では、ネットワーク全体のアーキテクチャ、ネットワーク機器評価試験の際にはまりやすい(はまった)ポイント、今後の展開について説明をさせていただきました。 発表資料を以下にアップしておりますので、ご興味がありましたらご覧いただければと思います。 → 発表資料:「さくらのクラウド」を例に見るネットワーク仮想化の設計と実装

    「さくらのクラウド」を例に見るネットワーク仮想化の設計と実装
    naga_sawa
    naga_sawa 2011/10/26
    さくらクラウドの裏側/NW弄ってる初学者は実例として読むべき
  • memcachedプロトコルについて

    ※ memcachedプロトコルの仕様書は以下にあります。 http://code.sixapart.com/svn/memcached/trunk/server/doc/protocol.txt データの保存を行うコマンド(set,add,replace,append,prepend)は、以下のような文法となります。 <コマンド> は保存するためのキー名を指定します。実装によっても異なりますが、最大長は250byteです。はアプリケーション特有の32bitの値(0〜4294967295)を指定することができ、データの取得時に格納した時の値が返されます。はデータの有効期間を秒数で指定します。指定した時間経過すると、自動的にキーが削除されます。0を指定すると自動削除されませんが、memcachedのようにキャッシュで動いている場合は、キャッシュの容量によって自動削除されることもあります。は以

    memcachedプロトコルについて
    naga_sawa
    naga_sawa 2010/08/01
    memcached プロトコル
  • Key Value Storeについて

    当ブログをご覧のみなさま、はじめまして。さくらインターネット研究所の大久保と申します。 私の方では研究所の活動の一つとして、最近SNSなど大規模なサイトのバックエンドデータベースとして用いられるKey Value Store(以下KVS)の調査、評価、性能試験を行っております。そこで、これから数回に分けてその内容をご紹介したいと思います。 KVSについてまずはKVSについて簡単にご説明いたします。KVSはキーと値でのみ表現される単純なデータベースで、身近なところでは、PerlPHPなどのスクリプト言語に搭載されている連想配列がイメージしやすいのではないかと思います。 Perlの連想配列の例 $profile{'name'} = 'ohkubo'; $profile{'age'} = 29; $profile{'home'} = 'tokyo';KVSはSQL(PostgreSQL等のRD

    Key Value Storeについて
    naga_sawa
    naga_sawa 2010/03/18
    KVS実装のまとめ
  • 1