最近、Bluetoothオーディオの「より一般的な課題」は音質では無く、接続の安定性や音飛びといったものにだんだんとなっているんじゃないかと個人的には思っている。 その中でクアルコム社から発表された、Bluetooth新コーデック「aptX Adaptive」は、まさにこの課題に対するアンサーとして出てきたもので、低遅延&接続安定性の改善&高音質を謳っており、実際にこれを搭載した製品が出てくるのはまだ先とは言え、目が離せない対象なんじゃないかと思う。 というわけで、今回はこの「aptX Adaptive」について、既存コーデックの課題を含めて、まとめてみたいと思う。 目次 既存コーデックにおける課題 SBC(SubBand Codec) aptX aptX-HD(aptX High Definition) aptX-LL(aptX Low Latency) AAC(Advanced Aud