アップルは3月27日にシカゴで開催したイベントで、新しいiPad(第6世代)を発表した。価格は廉価版として登場したiPad(第5世代)並みに据え置きながら、Apple Pencilへの対応とiPhone 7と同じA10 Fusionプロセッサーを搭載し、処理性能やグラフィックス性能を高めた9.7インチディスプレーのタブレットだ。 上位モデルのiPad Proと比較すると、スピーカーの数やディスプレーの品質とサイズ、カメラ、薄さなどで劣る廉価版iPadという位置づけだが、見方を変えれば「Apple Pencilに対応するタブレットがおよそ半額に値下げされた」ということになる。 価格は32GBモデルで3万7800円(税抜)。教育機関や学生、教職員向けには3万5800円(税抜)で販売される。 Apple Pencilをより身近にしたデバイス