マルチタスクとは、複数の作業を同時に行うことだと考えられています。一見すると効率がよさそうですが、実は効率が悪いうえ、あなたの脳に悪影響を及ぼす可能性があるのです。今回は、マルチタスクのデメリットと、脳への影響、そしてシングルタスクに集中する方法について詳しくご紹介します。 マルチタスクとは マルチタスク(multitask)とは、そもそもコンピューター用語。文字どおりには「多くの仕事」という意味です。オフィスのIT環境構築支援を手がける大塚商会によると、マルチタスクは以下のような状況だそう。 厳密にはまったく同時には複数のタスクを処理できないが、OSが複数のタスクを細かく分割し、素早く切り替えながら高速に実行することで、あたかも複数のタスクが同時実行されているように見えているのである。 (太字による強調は編集部が施した) (引用元:大塚商会|マルチタスク) たとえば、PCでデータをダウン