▼PC遠隔操作事件で、捜査当局がFBIの協力で米国のサーバーに保存されていた遠隔操作ウイルスを解析した結果、片山さんの職場で作成されたことを示す痕跡が残っていたと繰り返し報じられてきたが、そのような事実はないとみられる。(追記あり) 【読売】2013/2/20夕刊10面「米サーバーで発見のウィルス 容疑者派遣先PCの情報」、2013/3/4朝刊38面「遠隔操作再逮捕 『複数の証拠』に自信」、ほか3本【朝日】2013/2/23夕刊13面「全面対決 PC遠隔操作」、2013/4/10夕刊13面「『園児襲撃』予告 被告を再逮捕へ」、ほか2本【毎日】2013/3/4夕刊9面「ウィルス作成PC特定 片山容疑者、米サーバーに痕跡」、2013/5/4朝刊27面「三重事件で再逮捕へ」、ほか1本【産経】2013/2/17朝刊30面「片山容疑者 関連先でウイルス作成か 米国サーバーに痕跡」、2013/3/13
PC遠隔操作事件で起訴後も勾留が続いている片山祐輔氏は、今もなお、弁護人以外とは誰とも面会できない「接見禁止」の状態が続いている。家族とも会えず、手紙のやりとりもできない。これに対し、弁護団は接見禁止決定の取り消しを求めたが、東京地裁刑事14部(藤原靖士裁判官)は、「現行法に被告人や弁護人が接見禁止決定の取り消しを請求できる規定がない」として、請求を棄却。これに対し、弁護側は「法律家の悪しき形式論だ」(木谷明弁護士)として、近く異議申し立ての準抗告を行う。最終的には最高裁の判断を求めることが予想され、事件そのものとは別に、被告人の面会の権利を巡る司法判断が注目される。 異議を申し立てることすらできないのか木谷弁護士は、後輩である東京地裁裁判官の判断を「情けない」片山氏は、今年2月10日に逮捕されてから、捜査の間、ずっと身柄の勾留と接見禁止が続いた。捜査は6月28日に終結。だが、その後も勾留
パソコンの遠隔操作事件で、起訴された被告について裁判の争点や証拠を事前に整理する手続きが行われ、初公判が来年2月に開かれる見通しとなりました。 弁護団が一貫して無罪を主張しているのに対し、検察は50人を超える証人を呼ぶことを検討していて裁判は長期化が予想されます。 一連の遠隔操作事件で威力業務妨害などの罪で起訴されたインターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(31)について29日、東京地方裁判所で事前に争点や証拠を整理する手続きが行われ、初公判は来年2月中旬に開かれる見通しとなりました。 弁護団が「被告自身も遠隔操作された被害者だ」と一貫して無罪を主張しているのに対し、検察は有罪を立証するために50人を超える証人を呼ぶことを検討していて、裁判は長期化することが予想されます。 また、この事件では証拠の多くがデジタルデータのため、裁判所はIT技術の専門家が「特別弁護人」として弁護団に加わり、
賠償1ドルも「正義が欲しかった」、米兵犯罪の被害女性 帰国加害者に勝訴 カナロコ by 神奈川新聞 11月21日(木)23時30分配信 2002年に横須賀市内で米兵に性的暴行被害を受けたオーストラリア国籍の女性が、帰国した加害者を自力で探し出して起こした民事訴訟で、米国の裁判所が被告の責任を認める判決を言い渡した。賠償額は1ドル。「お金を犠牲にしても、正義が欲しかった」。21日に都内で会見した女性は、事件から10年以上に及んだ苦悩の日々を振り返りながら、米兵による犯罪の撲滅を訴えた。 東京在住のキャサリン・ジェーン・フィッシャーさんは02年4月、米海軍横須賀基地(横須賀市)近くで、空母「キティホーク」の乗員に暴行された。 捜査当局に被害を訴えたが起訴には至らず、東京地裁に民事訴訟を起こした。04年11月に300万円の賠償を命じる判決が下されたものの、米兵は審理中に帰国し、除隊。その後、
警視庁の石神井警察署に勤務する警察官が、少女に金を払ってホテルでわいせつな行為をしたなどとして東京地方検察庁に児童買春などの疑いで告発されました。 告発されたのは警視庁の石神井警察署に勤務する42歳の巡査部長です。 告発した弁護士によりますと巡査部長はことし6月、埼玉県川口市で、当時、高校生だった17歳と18歳の少女2人に「3万円を払う」などと言ってホテルに連れ込み体を触るなどのわいせつな行為をした疑いがあるということです。弁護士によりますと、さらに巡査部長は警察手帳を見せて少女が抵抗できないようにしたということです。 少女たちは巡査部長が寝入った隙に警察手帳を持ち出したということで、8月末に盗みの疑いで逮捕され、このうち1人は家庭裁判所に送られました。 少女の付添人で、告発した田崎信幸弁護士は「少女たちは被害を証明するために警察手帳を持ち出したのに巡査部長の責任を問わず、逆に少女を逮捕し
大阪・堺市のガソリンスタンドで起きた窃盗事件で、無関係の男性が誤認逮捕された問題で、大阪府警察本部は不十分な裏付け捜査に加え、男性の取り調べの際、捜査員が「汚れた手で子どもの頭をなでられるのか」といった屈辱的と受け取られかねない言動をとっていたことを明らかにしました。 大阪・堺市の40代の男性は、盗まれた給油カードでガソリンを入れたとして逮捕・起訴され85日間にわたって身柄を拘束されましたが、ことし7月、事件とは無関係だったとして釈放され、起訴が取り消されました。 この問題について大阪府警察本部は8日、逮捕の決め手にしていた防犯カメラの時刻表示のずれを確認せず、裏付け捜査も不十分だったことなどが誤認逮捕の原因になったとする検証結果を公表しました。 さらに、男性の取り調べで捜査員が「あなたの汚れた手で子どもの頭をなでられるのか」といった屈辱的と受け取られかねない言動をとっていたことを明らかに
この記事を最初に投稿したのは2013年10月01日ですが、 編集作業の効率向上のため、 投稿日が変更してありますことを御了承ください。 * 傷害事件の顛末 2013/10/01 佐伯篤 ツイッターに投稿したものをここにバックアップします。 加筆・修正もあります。 削除リスクも承知で書いています。 バッシングされる方もいるでしょう。 読み返したい方はスクリーンショットしておいたほうが良いかもしれません。 読みたくない方の目に入った場合はごめんなさい。 これが遺書とならないことを願います。 ******************************************** 書けるうちに書いておきます。 2013年9月20日午前1時。サークルKに深夜勤務中の出来事です。 来店した酔っ払いが暴行を仄めかして店内で騒ぎ出したため、 危険回避のため咄嗟にとった行動の結果、 私は傷害事件の被疑者と
暴力団捜査を担当していた愛知県警察本部の警部が、脅迫電話をかけられた事件の裁判で、上司の会社役員の指示で電話をかけたとされる元部下が「警察官と賭けゴルフをして17、8万円負けたことがある。外国製の車を買い与えたことや現金を渡したこともあった」と述べて、警察官との癒着の実態を証言しました。 この事件は3年前、暴力団捜査を担当していた愛知県警の警部に脅迫電話がかけられたもので、名古屋市の飲食店従業員、青木公司被告(43)が当時の上司で、風俗店などを運営するグループの実質的な経営者で、名古屋市の会社役員、佐藤義徳被告(56)の指示で電話をかけたとして、脅迫などの罪に問われています。 26日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、青木被告は「警察官と賭けゴルフをして17、8万円負けたことがある。1人には外国製の車を買い与えたし、4人に現金を渡したこともあった」と述べました。 このうち、ひとりについては
家庭内暴力(DV)を受けた女性をかくまった友人が殺された事件で、殺人などの罪に問われた女性の元夫で無職の河瀬繕秀(よしひで)被告(28)=福岡市早良区=に対し、福岡地裁(裁判員裁判)は13日、懲役24年(求刑懲役30年)を言い渡した。岡部豪(まさる)裁判長は「殺意の強固さと残虐さが群を抜いている。酌量の余地は皆無」と述べた。 判決によると、河瀬被告は1月30日午後7時過ぎ、元妻の友人で会社員の木浦理紗さん(当時28)が住む早良区百道3丁目のアパートに合鍵を作って侵入。元妻と木浦さんと3人で話し合っていたが、午後11時40分ごろ、木浦さんが携帯電話で警察に通報していると思い込んで怒り、包丁(刃渡り約15・6センチ)で首を刺して殺した。1月18日午前0時ごろには、元妻を自宅で殴り肋骨(ろっこつ)が折れるけがをさせた。 弁護側は「木浦さんへの恨みがあったわけではない」と主張していた。だが岡部
遠隔操作プログラム、同僚PCから発見される…片山被告弁護団が会見 パソコン(PC)遠隔操作事件で、威力業務妨害の疑いなどで逮捕・起訴された元IT関連会社社員・片山祐輔被告(31)の弁護団は9日、会見を開き、遠隔操作に使われたとされるプログラムと同じものが「被告の職場の同僚のPCからも発見されていた」と明らかにした。弁護団が開示請求した検察の調書に書かれていたという。 捜査当局は被告の職場からPC19台を押収。弁護団によると、調書には、被告のPCから発見されたプログラム「iesys.exe」が、少なくとも1人の同僚のPCからも発見された、と書かれていた。同僚も事情聴取を受けたが、関与を否定したという。主任弁護人の佐藤博史弁護士(64)は「被告人はむしろ遠隔操作された被害者のひとりの可能性が高い」と主張した。
自殺前日暴行映像30秒20発…桜宮高体罰バスケ部元顧問初公判 大阪市立桜宮高の体罰問題で、自殺したバスケットボール部主将で2年生の男子生徒(当時17歳)を殴り負傷させたとして、傷害と暴行の罪に問われた元教諭・小村基(こむら・はじめ)被告(47)は5日、大阪地裁(小野結審26日判決寺健太裁判官)の初公判で起訴内容を認め、遺族に謝罪した。検察側は、自殺前日の映像を証拠として提示。部顧問だった小村被告が男子生徒を殴る、凄惨(せいさん)な暴力の様子に、法廷が凍り付いた。検察側は懲役1年を求刑し、結審。判決は26日に言い渡される。 通常のバスケットボールの試合では絶対に聞かれないような音に、法廷内が凍り付いた。「バン、バン、バン、バン」。検察側が証拠として提出したビデオ映像がモニターに映し出されると、小村被告は体をこわばらせ、被害者参加制度で立ち会い、身を乗り出して見入っていた男子生徒の母親(45)
2日、神奈川県相模原市で男性が持っていた植物を警察官が大麻と見間違えて、誤って逮捕していたことが分かり、警察は男性をおよそ1時間後に釈放し、謝罪しました。 警察によりますと、2日午後7時ごろ、相模原市内で車で物損事故を起こした50歳の男性から警察官が事情を聴いていたところ、車内にあったかばんの中から大麻のような植物が見つかり、男性を大麻取締法違反の疑いでその場で逮捕したということです。 ところが、その後、警察が簡易検査をしたところ、通常より反応が遅かったことから、さらに詳しく調べた結果、男性が持っていたのは大麻ではないことが分かったということです。 このため警察は、男性を逮捕からおよそ1時間後に釈放し、謝罪しました。 逮捕されたあと、男性は「持っていたのは脱法ハーブだ」と容疑を否認していたということです。 相模原南警察署の綿引直也署長は「今後、再発防止を徹底していきたい」とコメントしていま
スクープ この国はいつもこんな感じなんです 痴漢で「検挙」された警視庁の元スゴ腕刑事 知ってて報じなかった新聞・テレビって 痴漢がバレると人生が終わる。即座に逮捕されて、それが報道されるからだ。だが、痴漢をしたのが警視庁の大物OBだったとしたら……。警察が身内に甘いと知ってはいたが、この話はひどすぎる。 被害者は女子高生 東武東上線、池袋発川越方面行きの急行電車。平日午後7時は帰宅ラッシュのピークで、車内は超満員の状態だった。 電車が最初の停車駅、成増に近づいたところで、車内に女性の叫び声が響きわたった。 「この人、痴漢です!」 周囲の人が驚いて振り返ると、声の主は女子高校生で、隣には60代なかばとおぼしき男が立っていた。女子高生は周囲の男性の協力を得て「痴漢男」を取り押さえ、成増駅でともに下車。そのまま駅事務所へと向かった。女子高生によると、男はスカート越しに尻を撫で回したという。 ここ
盗まれた給油カードでガソリンを入れたとして逮捕・起訴され、その後、事件とは無関係と分かった大阪・堺市の男性について、大阪地方検察庁は、起訴を取り消す方針を決めました。 ことし1月、大阪・堺市で、盗まれた給油カードでガソリンを入れたとして、大阪・北堺警察署は、事件とは無関係の堺市の会社員の男性を盗みの疑いで逮捕し、先月、大阪地方検察庁堺支部が起訴しました。 その後、警察が逮捕の決め手としたガソリンスタンドの防犯カメラの映像の設定時間が数分間進んでいたことが分かり、大阪地検堺支部は、事件とは無関係だったとして今月、男性を釈放し、26日までに男性の起訴を取り消す方針を決めました。 近く、上級庁と協議して、最終的に決めることにしています。 男性の弁護士は、裁判を開いたうえで、検察が裁判所に無罪の判決を求めるべきだと主張していましたが、男性の名誉を早期に回復するためにも起訴を取り消すことにしたとみら
堺市内で1月に起きた窃盗事件で、大阪府警北堺署に逮捕された男性会社員について、大阪地検堺支部が事件とは無関係だったとして男性を釈放していたことがわかった。犯行を裏付ける有力な物証とした防犯カメラの設定時刻がずれており、本来の犯行時間帯のアリバイが確認されたという。 男性は85日間、勾留された。検察側は今後、起訴を取り消すか、公判で無罪判決を求めるか検討する。府警は誤認逮捕の可能性が高いとして、調査を始めた。 捜査関係者によると、事件は1月12〜13日に発生。堺市北区のコインパーキングの乗用車から給油用のカードが盗まれ、13日朝、堺市西区のガソリンスタンドでの給油(25リットル、約3500円分)で使われた。 続きを読む最新トップニュースこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く