タグ

宋と台湾に関するnagaichiのブックマーク (1)

  • 「台北 國立故宮博物院展」で注目すべきは宋時代に華やかに活躍した「士大夫」 | 橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」

    前回に引き続き、台北 國立故宮博物院展をご紹介する「この美術展を見逃すな!」、今回はこの展覧会の中でも「中国士大夫の精神」のパートに注目したい。 このパートで取り上げる宋~元時代は、芸術や文化が花開き、後世の規範となるような理念が形づくられた、中国美術史上の画期だ。宋と言えば、歴史学者・與那覇潤氏がその著書『中国化する日』で、「『中国独自の近代化』が始まる時代」と位置づけた時代でもある。すなわち経済の自由化と政治の集権化が同時進行し、その全権力を皇帝が掌握する。そして皇帝の下には身分を問わない科挙によって登用された官僚が仕え、階層に流動性が生まれて貴族制が崩壊する。また農民まで貨幣使用を行き渡らせ、市場での自由競争を促進。競争原理を導入して、結果の平等を犠牲にしても成長を追求する社会を実現した──、と。 《華燈侍宴図軸》(一部:「大きな画像を見る」で全体をご覧いただけます) 馬遠筆 南宋

    「台北 國立故宮博物院展」で注目すべきは宋時代に華やかに活躍した「士大夫」 | 橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」
  • 1