南アフリカの多様性が凝縮された、南アフリカで聴く虹色の歌声 ケープタウン・ジャズ・フェスティバル(岩崎有一)<ひと握りのアフリカ -10> 断崖が続く喜望峰、味も景観もすばらしいワイナリー、手軽に楽しめるサファリツアーなど、南アフリカ共和国(以下南ア)の観光資源は枚挙にいとまがないが、南アの魅力は自然美だけではない。様々に異なる人々が共に暮らす姿もまた、この国を特徴付ける大切な魅力のひとつだ。南アの多様さを確かめたく、2つのコンサートを訪ねた。連載最終回。(岩崎有一・アジアプレス) 南ア南端の都市ケープタウンで年に1度開かれる、ケープタウン・インターナショナル・ジャズフェスティバル(以下CTIJF)は、音楽祭としてはアフリカ最大の観客数を誇る催しだ。2000年に始まったこのフェスティバルでは、南ア国内だけでなく、アフリカ各地から、そして世界各地からのアーティストが集まり、音楽が奏でられてい
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