カルチャー 2011年01月28日 皆さんは93年から95年にかけて起きた、埼玉の連続愛犬家殺人事件をご存知でしょうか? 熊谷のペットショップを舞台に、この店に関わった人物が次々と失踪。やがてショップの店主夫妻が殺人容疑で逮捕され、後に死刑判決を受けたこの事件。その被害人数や、証拠隠滅のために行われた行為の凄惨さもさることながら、一般市民を震え上がらせ、一部の犯罪マニアをも唸らせたのが、この事件の主犯となったショップの店主Aです。 何がすごいって、Aが事件の際に語ったとされる発言の数々。 「人間の死は生まれながらにして決まってると言うが、そうじゃない。俺がそいつは今日死ぬと言えば、そいつは今日死ぬ」 「気に入らない奴はみんな透明にしちゃえばいいんだ」 「殺しのオリンピックがあれば、俺は金メダル間違いなし」 これら強烈なひとことを繰り出したAは、いっさいの証拠も残さぬようにと、殺害した遺体を