日本維新の会の馬場伸幸代表(左)と、立憲民主党の泉健太代表=いずれも2023年5月、滝川大貴、竹内幹撮影 立憲民主党が国会対応を巡り、日本維新の会との「共闘」を近く解消することになった。立憲執行部には共闘をてこに次期衆院選の選挙区調整につなげる思惑があったが、実現する見通しが立たない上、統一地方選などで躍進した維新に対する党内の危機感が高まり、方針転換を余儀なくされた形だ。 立憲の泉健太代表は15日夜、BSフジの番組に出演し「あくまで選挙はまず独自でやるものだ。立憲として『リベラル中道』をしっかり姿勢として打ち出していく」と述べ、維新や共産との選挙協力は「やらない」と明言した。維新について、自民党に対抗する姿勢が「見られない」とし「カジノもやります、核共有も(議論を)やりますという話になってしまうと僕らとは相いれない」と述べた。 「共闘」の文言は立憲側の意向で維新との合意文書に盛り込まれた
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