大阪府立の病院に勤務していた医師が新型コロナの重症患者の人工呼吸器を一時的に止めていた問題で、医師側が29日午後に会見を開きました。 ■【動画】患者の人工呼吸器を一時的に止めた問題 医師が会見「細菌感染を防ぐため」 病院は『重大な倫理違反』 会見を開いたのは大阪府立中河内救命救急センターに勤務していた40代の医師で、「細菌感染を防ぐためだった」と説明しました。 病院の倫理委員会がまとめた報告書などによると、2021年3月、大阪府立中河内救命救急センターに勤務していた医師は、新型コロナで重症になり入院していた木野正人さん(71)に、人工呼吸器の装着方法に関して細菌感染を防ぐためにのどを一部切り開いて気管から入れる方法に変えることを提案しました。 木野さんがこの提案を拒否すると、医師は筆談で「呼吸器止めてみますか」と尋ね、木野さんが「止めてみろ」と返答すると、医師は「ほな止めましょ」と応じ、人