25日夜、兵庫県加古川市の神社で、60歳の元大工の男性が倒壊した社殿の下敷きになって死亡しているのが見つかりました。男性は社殿の解体作業を1人で行っていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。 25日午後7時半ごろ、兵庫県加古川市の愛宕神社で、「兄が倒壊した神社の建物の下敷きになっているかもしれない」と、近くの住民から消防に通報がありました。 消防隊員や警察官が駆けつけたところ、木造の社殿が崩れ落ちていて、近くに住む元大工で会社員の石見安己さん(60)が下敷きになって死亡しているのが見つかりました。 警察によりますと、石見さんは、かつてこの神社を管理する宮総代を務めていましたが、4年ほど前に近くの別の神社に合祀され、社殿が使われなくなったため、およそ2か月前から1人で解体作業を行っていたということです。 警察は作業中に巻き込まれたとみて、当時の状況を詳しく調べています。
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