内蔵ディスクが故障してもアプリは動き続けた! 犯人探しは「まずログを見ろ!」というのが定石ですが、内蔵ディスク故障ということで、故障発生前後のログは取得できなかったのです(泣)。 そこでここからは、予想に従って故障を再現させてみるしかありません。実環境と同様のテストサーバを用意し、アクティブ系vividの内蔵ディスクを、勇気を出して稼働中に引き抜いてみます。 事象確認用にディスクを抜く前には、/etc/syslog.confに
いままで、フェイルオーバークラスタシステムはUNIXやWindows NT/2000の独壇場でしたが、2000年あたりからLinuxフェイルオーバークラスタソフトを各ベンダが出荷し始めました。さて、Linuxのフェイルオーバークラスタはどのように実現されているのでしょうか? 前回は、一口にクラスタシステムといってもフェイルオーバークラスタ、負荷分散クラスタ、HPC(High Performance Computing)クラスタなど、さまざまなクラスタシステムがあるという話でした。そして、「フェイルオーバークラスタ」はHA(High Availability)クラスタの一種で、サーバそのものを多重化することで、障害発生時に実行していた業務をほかのサーバで引き継ぐことにより業務の可用性(Availability)を向上することを目的としたクラスタシステムでした。 今回はNECのCLUSTERP
第5回 「Heatbeatでクラスタリングを作ってみよう」(設定編):OS,Heatbeatの設定手順 ◆ 設定ファイルの準備 Heartbeatでは,以下の4つの設定ファイルを用意する必要があります。 ●ha.cf:クラスタ基本設定ファイル。 クラスタ・ノードやハートビート通信に関する設定などを記述します。 ●cib.xml:クラスタ詳細設定ファイル。 リソース監視やフェイルオーバ・ポリシーに関する設定などを記述します。 ●authkeys:ハートビート認証設定ファイル。 ハートビート通信の認証に関する設定を記述します。 ●logd.cf:ログ出力設定ファイル。 ログの出力先やデバッグレベルに関する設定を記述します。 これら設定ファイルをゼロから作成するのは手間がかかるため,今回は,サンプル・ファイルをカスタマイズしていきましょう。ここからファイルをダウンロードし,/etc/ha.d/デ
今回の回答者: ネットワンシステムズ ビジネス推進グループ ビジネス推進本部 第1製品技術部 井上 直也 角田 玄司 「Hello(ハロー)」や「Heartbeat(ハートビート)」は、ネットワーク機器やサーバーなどが「自身の状態」を知らせるためのメッセージです。どちらの呼び名を使うかは、「どんな機器がどんな目的で状態を知らせるか」によって異なります。 Helloは一般的に、ネットワーク機器やサーバーなどが自身の存在を周囲に知らせるためのメッセージを指します。例えばOSPFというルーティングプロトコルでは、ルーター同士が一定時間ごとにHelloパケットを発して、近隣のルーターに自身の存在を通知しています。Helloで通知することで、ネットワークのトポロジーを算出できるようにしているのです。また、暗号化通信に使うプロトコルであるSSLでは、通信相手との最初のネゴシエーションの際にHelloを
前回は ipvsadm コマンドを直接使って LVS を冗長化せずに使ってみた。 今回は keepalived を通して LVS を冗長化して使ってみる。 構成は前回と同様、方式は DSR でバランスアルゴリズムは rr を使う。 ただし LVS の IP アドレスは 192.168.33.{11,12} で Web サーバの IP アドレスは 192.168.33.{101,102} に変更している。 LVS 用のホストをセットアップする x2 まずは必要なパッケージをインストールする。 $ sudo yum -y install keepalived ipvsadm インストールできたら keepalived のコンフィグを編集する。 keepalived は LVS をラップする機能がデフォルトで組み込まれているので、コンフィグを変更するだけで動作する。 $ sudo cp /etc
semi-synchronous replication でレプリケーションが上手くいったので調子に乗っていたら、 Masterに障害が発生したとき、SlaveをMasterにして運用しなければならないので、 そのときの手順を明確にしておいたほうが良いという神の声が聞こえました。 で実際入れ替えてみたりして分かったことなんですが。 分かったこと・すべきこと MasterとSlaveの立場が逆転することを考えて構成するならば、 semi-synchronous replication のプラグインは Master用、Slave用どちらもインストールしておく。 障害時の対応方法 仮に host1(Master)とhost2(Slave)とすると。 host1が死んでしまった場合、アプリケーション側の参照先DBを Slaveへ切り替えて事なきを得るのですが。 host1 もしくは別筐体のhost
Pacemaker+DRBD+heartbeatでMySQLのクラスタ構成を作ってみる。 利用するパッケージは以下の通り。 CentOS 5.6 drbd83-8.3.12-2.el5.centos heartbeat-3.0.3-2.3.el5 pacemaker-1.0.12-1.el5.centos mysql-server-5.0.95-1.el5_7.1 各プロダクトのインストールはyumで出来るので割愛。基本的には公式HPをもとにして、いろいろ補足を入れていきます。 作る環境は以下の通り 共有IP「192.168.4.30」 にMySQLを立てる ノード「db1」 サービス用:eth1(192.168.4/24に接続) ヘルスチェック用:eth2(IP:192.168.5.31) ノード「db2」 サービス用:eth1(192.168.4/24に接続) ** ヘルスチェック用:
MySQLをフェイルオーバーさせたい フェイルオーバーとは、マスターサーバーに障害が発生した際に、スレーブサーバーが処理やデータを引き継いでサービス全体を止めない機能のことを言います。データベースをフェイルオーバーするためにはデータを引き継ぐことが重要です。この点、前回試したDRBDによる同期レプリケーションの仕組みが生きてきます。今回は、Amazon Linuxをベースに、セットアップ済みのDRBDとHeartbeatを用いて、MySQLをフェイルオーバーさせてみたいと思います。 下準備 マスターとスレーブにMySQLを入れておいて下さい。 $ sudo yum install mysql mysql-devel mysql-server 環境の確認 マスターとスレーブでDRBDとHeartbeatがセットアップ済みかつ起動済みか確認をします。 マスター $ sudo service d
前回の utilitiesのmysqlfailoverを使う(1)で設定・起動は完了しています。 私の目的は2台のMySQLサーバーを定期的に入れ替えてメンテナンスすることです。 今回はマスターがダウンした時、自動でスレーブがマスターになるか。 マスターだったものがスレーブとして再度復帰できるか。 新しくスレーブを追加する場合はどうすればいいのかを解説です。 【構成】 Windows8:192.168.0.99。mysqlfailoverを起動する └centos:マスター。192.168.0.100。Windows8上のvmwareで起動 └centos:スレーブ。192.168.0.101。Windows8上のvmwareで起動 MySQLのバージョンは5.6.13。 MySQL Utilities mysqlfailover version 1.2.0 – MySQL Workben
前回は1台構成で動作を確認したため今回は全て別なサーバで構築したと想定し、動作するか確認しました。 検証環境 全てKVMのゲスト環境。CentOS6.3 64bit MySQL5.6はRC版を使用(全サーバで3306ポートで起動) MySQL Workbenchは5.2.44を使用 MasterのIPアドレスを192.168.1.237 Slave1のIPアドレスを192.168.1.238(read_onlyをON) Slave2のIPアドレスを192.168.1.240(read_onlyをON) mysqlfailoverを実行するのが192.168.1.239 mysqlfailover用のアカウントとしてfailover@192.168.1.%をALL権限で作成(パスワードもfailoverにしています) GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'failo
2014-05-24 コメント/x264エンコーディングで固定品質(qp,crf)の設定値を比較 2014-05-15 コメント/CentOS or RHELでdagのyumリポジトリを使う 2014-04-30 ゆい語録 2014-03-10 コメント/L2透過型(bridge)構成でSquid(2.6)+ClamAVウィルスフィルタ構築 コメント/wiki.princo.org コメント/動画ファイルから音声だけ吸い出す コメント/RAID5のmdデバイスにHDDを追加する 2014-02-26 コメント/imagemagick(convert)で画像サイズを変換する 2014-02-16 コメント/postfixでsmtp-authの外部smtpにメールをリレーする方法(op25b対策) 2013-06-26 コメント/Thinkpad X40の内蔵無線LANを802.11n mim
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