薄氷をぴしぴし踏んで老詩人 ―― 中村苑子 すでに立春も過ぎましたが、まだまだ寒い日も多く春が待ち遠しい日々です。朝がた家の外に出ると、道ばたの水たまりに薄く氷が張っており、前の晩の寒さが思いやられつつ、ひび割れた様子を見ては、すでに登校している生徒たちがここを通ったことにも気づきます。 そんな気持ちを体験できるページを作りました。その名もウェブ薄氷(うすらい)。 ウェブ薄氷 早朝に氷が張り、最初の一人だけがこれを割れます。残念ながら昼になると溶けてしまいますが。 実装はドメインからも分かるとおり Cloudflare Workers。氷を割った時刻を KV に保存している。 最初はただひとつの状態だけを持つ実装にしていたけど、やっていたら request.cf という特別なオブジェクトから クライアントのアクセス元の情報も 国・地域・都市のレベルでそれぞれ取れるようだったので、その粒度で