秘密基地のような場所で音を生む宅録女子 マイカ・ルブテにとって音楽とは? 耳に自然と入ってくる柔らかいメロディー。どこか懐かしいアナログなテクノミュージック。シンガーソングライターのマイカ・ルブテは感覚的に音とメロディー、歌詞を重ねて曲を作っていく。音楽が生まれるスタジオや、飾らずいつも等身大の彼女の魅力に迫る。 日仏ハーフのシンガーソングライター、マイカ・ルブテ(Maika Loubte)のスタジオは、自宅のビルトインガレージ裏にある、まるで秘密基地のようなこぢんまりとした部屋だ。そのところかしこに置いてあるシンセサイザーたち。どうやって中に入れたのかと疑問に思うほど立派なグランドピアノ。そしてギターやバイオリン、音が出るおもちゃなど、とにかく楽器で溢れている。どれも彼女のお気に入りなのだとか。まるで宝物箱の中に入っているかのようだ。マイカ・ルブテは、そんな秘密基地のような宝箱のような空