京都市議会議員選挙、共産党「牙城」で議席失う 市議団長「維新の台頭許してしまった」 2023年4月10日 6:10
京都市議会議員選挙(定数67)で、共産党は党の「牙城」とされる左京区の現職や市議団長を務める北区のベテランらが相次いで落選し、現有18議席から14議席へ大きく後退した。京都府議会議員選挙(定数60)では、京都市内のベテラン現職らが落選し、改選前から3減の9に沈んだ。全国トップの議席占有率を誇る京都での組織力の低下があらわとなり、退潮傾向が鮮明となった。 【写真】落選が確実となった井坂さん 北区では市議団長の井坂博文さん(67)が9選を逃し、同区で共産は56年ぶりに1議席に減らした。左京区では6選を目指した現職の樋口英明さん(53)が落選した。市の行財政改革を止め、民間保育園への補助金や敬老乗車証を元に戻すよう訴えたが浸透しなかった。井坂さんは党勢の後退について「市議団長として全て私に責任がある。私たちの改革より維新の『改革』が浸透した結果で、台頭を許してしまった。まだまだやりたいことがあっ
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