店長の趣味を爆発させた偏ったコンセプトの飲食店って沢山ありますよね。やたら大量の絵本が置かれていたり、電車が料理を運んできたり、聖徳太子ロボが踊り狂ってたり そんな中でも一際スゴイ趣味系飲食店を発見したので、今回はそのお店を紹介したいと思います。何でも、店先に飛行機が飾られているらしいのですが……。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:位牌が列車でやって来た! > 個人サイト Web人生 「飛行機好き」を極めていくと、フツーだったら「自分でも操縦してみたい!」ということでライセンスを取ったりするもんだと思いま
昭和9年(1934)、四条小橋を南に少し下がった路地に、 西洋の街角で見かけるような、いきな喫茶店フランソアが開店、クラシック音楽とコーヒーの好きな若者を喜ばせた。 立野正一、高木四郎、イタリア人のベンチベニら若い芸術家仲間が設計、 ステンドグラスの窓、優雅な白い天井、赤いビロードの椅子、壁にかけられた「モナ・リザ」の複製など、 当初からサロン風の贅沢な喫茶店であった。 もっともオーナー立野の本当の意図はもっと高いところにあった。 戦時色が深まり自由な言論が困難になっていく時代に抗して、 反戦や前衛的な芸術を議論する場として、このフランソアを提供しようとしたのだった。 当時、先鋭な論調で知られた『土曜新聞』なども、ここに来ればいつでも手に入った。 寄稿者の多くがフランソアの常連だったのだ。 「野にすみれが自由に咲く時代である」と語りかけるその主張に、啓発され勇気づけられた若者も少なくなかっ
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