ブックマーク / tojikoji.hatenablog.com (2)

  • 【書評】支援したくないような相手だからこそ、支援しなければならないという事実『どうしても頑張れない人たち~ケーキの切れない非行少年たち2』 - Under the roof

    どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書) 作者:宮口幸治 新潮社 Amazon 『ケーキの切れない非行少年たち』の続編。前作はかなり話題になっていたので、このブログでも感想を書いた。 tojikoji.hatenablog.com 前作はタイトルがまずセンセーショナルだったので、それで手に取った人も多いと思う。 「ケーキを三等分する」ことをうまく飲み込めない非行少年たちが描いた、丸型のケーキをうまく三等分できずに、縦に三分割したり、T字型に分割されたケーキの図。この図もかなり衝撃的で、物議を醸しそうだなと思っていた。 「境界知能」という、知的障害とは認定されないが学習能力などが低い少年たちが、飛行に走り犯罪を犯してしまうこと、その後の更生のためのプロセスも理解できないために、矯正プログラムが意味をなしていないということについて前作では書かれていた。 ただ、読

    【書評】支援したくないような相手だからこそ、支援しなければならないという事実『どうしても頑張れない人たち~ケーキの切れない非行少年たち2』 - Under the roof
    nagikoH
    nagikoH 2021/06/30
    発達障害当事者として、どうしたらいいんだという絶望の只中にいる
  • 【書評】生活を学問する。『「家庭料理」という戦場: 暮らしはデザインできるか?』 - Under the roof

    「家庭料理」という戦場: 暮らしはデザインできるか? 作者:明教, 久保 発売日: 2020/01/14 メディア: 単行 ”暮らし”を”デザイン”するという言葉は、CMや雑誌やネットで「よく目にする」言葉だ。 ホームセンター、家具屋、ファストファッションブランドの店頭展示ではシンプルでモダンなデザインの家具、服、キッチン用品の展示を目にする。 おしゃれなワンプレートのランチで楽しそうに談笑する家族。対面式のキッチン。日当たりのいいリビング。 ステレオタイプなイメージだが、憧れを抱く生活には一定のパターンがあるように感じる。丹念にデザインされたそれは、所謂「生活感」というものを感じさせないことが多い。テーブルや床に物が溢れ、統一感のない器や家具を使う生活とは一線を画したものだ。 無論生活の基盤には衣住があり、おしゃれなワンプレートをべても、カップラーメンべても、腹は満たされると

    【書評】生活を学問する。『「家庭料理」という戦場: 暮らしはデザインできるか?』 - Under the roof
    nagikoH
    nagikoH 2020/07/29
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