【モスクワ=佐々木正明】来年2月のソチ冬季五輪選考会を兼ねたフィギュアスケートのロシア選手権が24日、五輪会場の露南部ソチで開幕した。 初日は男子ショートプログラム(SP)などの種目が行われ、4大会連続の五輪出場を目指すエース、エフゲニー・プルシェンコ(31)が98・41点の高得点で首位に立った。今季のグランプリ(GP)ファイナルに出場したマクシム・コフトゥン(18)は93・08点で2位。 腰の負傷などで今季が2戦目の出場となるプルシェンコは全てのジャンプをほぼミスなしで終え、圧巻の演技を見せた。競技後、報道陣に対して、「今日の滑りには満足している。予定していた演技が全てできた。4回転-3回転のコンビネーションジャンプが重要だったが、全てのジャンプが良かった。課題はスピンだが、徐々によくなると思う」と話した。 25日に男子フリーが行われる。