さて、各々のプレーヤーは? 紀伊國屋とCCCと日販のリリースが6月23日に発表され、書店もAIを使うのか、とか、紀伊國屋とCCCはなぜ組むのか?とか、いろいろ出版業界を騒がせている。 はっきり言って、今回の「合弁会社」設立は、取次店の日販を救うためだろう。それについては別のアカウントで書いた。 https://note.com/bookdam/n/n7b1ee7b7be96?magazine_key=mfe96b030f4b5 上記のアカウントでは、今回の件の分析を中心に書いたが、それ以降のことは触れていない。 ここは私の個人の責任で書いているアカウントなので、もっと好き勝手に書く。 これから書店、出版社、取次はどうなっていくのか。 取次 日販は今回の座組で自ら物流業に特化する道を選んだと言える。取次の3つの機能のうち、情報機能と金融機能を合弁会社が担うように思えるからだ。 但し物流に特化