ミノルタ35mm一眼レフ第1号機がこのSR-2で、1958年1月の発売である。 トップカバーの刻印は、まだ"CHIYODA KOGAKU"である。 ミノルタSRシリーズのフォルムが最早できあがっている。 当時流行のLVシステムを全面採用しており、トップカバーに”LV"の刻印があり、シャッターダイアルと絞りリングにLV値が刻まれている。また、順算自動復元のフィルムカウンターが巻き戻しクランク脇にあるのが特徴である。 レンズは半自動絞りで、フィルムを巻き上げてシャッターチャージした段階で開放となり、シャッターを切ると絞り込まれたままとなる。 ライバルのペンタックス(5月発売のK型)とは別の方法で半自動絞りを実現している。 絞りを変えるときにはロックボタンを押しながら操作する。 不等間隔ながら一軸不回転シャッターダイヤルを採用している。 ちなみにペンタックスはAP型の時代であり、ニコンFの