9月25日公開の異色の映画『ミッドナイトスワン』が話題になっている。24日発売の『週刊文春』ではカラーグラビア「現色美女図鑑」には何と女装した草なぎ(なぎの漢字が表記されないため、以下平仮名)さんが登場している。 脚本・監督は、NETFLIX『全裸監督』監督として注目された内田英治監督だ。私は最初、オンラインで試写を見たのだが、冒頭のショーパブの楽屋の映画らしい鮮やかなシーンを見たとたんに、これは劇場で見なくては、と思い、試写会に足を運んだ。内田監督のカメラワークがなかなか良いし、草なぎさんのトランスジェンダーだけでなくふんだんに出てくる子役の服部さんのバレエシーンも躍動感があって見応えがある。 草なぎさんが演じる凪沙(なぎさ)が我が子のように慕う一果を演じた服部さんは、オーディションで選ばれた新人。4歳からバレエを始めたという経験を活かして映画の中でもバレエを踊る。 トランスジェンダーに