長年、法定速度が時速100km(以下、時速表記省略)と、先進国の中で速度が最も遅かった日本の高速道路。今年度、新東名高速道路および東北自動車道の一部でその速度制限が緩和される予定だ。 まずは110kmに変更して様子を見、問題がなければ120kmとし、上記以外の高速道路についても線形が良く、事故の少ない区間に拡大適用していくのだという。 最高速度120kmといえば欧州のスイスやスペイン、アメリカの75マイル制限の州と同等。ドイツの速度無制限区間や130km制限のフランス、イタリア、オーストリアなどよりは遅いが、それでも十分にワールドレベルと言える。ゴールデンウィークには間に合わなかったが、今後の旅行時間の短縮効果には期待大だ。
