紀元前384年、バルカン半島東部に位置するトラキア地方の小さなギリシア人植民町に生まれる。幼少にして両親を亡くし、義兄を後見人として少年期を過ごす。 紀元前367年、17歳のときにアテナイ(現在のギリシャ首都アテネ)に移り、プラトンが主催する学園のアカデメイアに入門。 アリストテレスは勉学に励み、師のプラトンから「学校の精神」と評される。アリストテレスは20年近い年月をアカデメイアの学徒として過ごした。 紀元前347年にプラトンが亡くなると、アリストテレスは学園を辞してアテナイを去る。 アリストテレスは当時13歳であったマケドニア王子アレクサンドロス(後のアレクサンドロス大王)の家庭教師となり、弁論術、文学、科学、医学、哲学を教えた。 紀元前336年にアレクサンドロスが王に即位すると、アリストテレスはアテナイに戻り、学園「リュケイオン」を開設する。 紀元前323年にアレクサンドロス大王が没