最近の水温の状況 最近の日本周辺の海面の水温の状況を見てみます。 図1は、今年6月19日と7月13日の海面の水温の平年との差を見たものです。平年より高い場所が赤っぽい色、低い場所では青っぽい色になっています。図2は、同じ… READ MORE
最近の水温の状況 最近の日本周辺の海面の水温の状況を見てみます。 図1は、今年6月19日と7月13日の海面の水温の平年との差を見たものです。平年より高い場所が赤っぽい色、低い場所では青っぽい色になっています。図2は、同じ… READ MORE
1. 発表のポイント ◆2021年8月13日に発生した福徳岡ノ場の爆発的な噴火は、火山地下の粗面岩マグマだまりを、マントルの深いところから上昇・貫入してきた玄武岩マグマが加熱・活性化させたことで引き起こされたことが、軽石の分析からわかった。 ◆高温でガスなどの揮発性成分を多く含む玄武岩マグマの影響で、一部の粗面岩マグマの中に光学顕微鏡では見えない磁鉄鉱ナノライトが出来てマグマの粘性が桁違いに高くなり、更に玄武岩マグマから生じた多くの熱やガスがマグマだまりに溜め込まれた結果、爆発的な噴火に繋がった。 ◆今回の噴火は、噴出物として殆ど出てきていない玄武岩マグマが、爆発的な噴火の引き金を引いているという、新しい噴火モデルであったことが示唆される。 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永是)海域地震火山部門 火山地球内部研究センター 海底火山研究グループの吉田健太研究員らは、気
文:立山 晃/フォトンクリエイト 石油は、太古の生物が合成した有機物が、高温・高圧の地下で長い時間をかけて化学的に変化してつくられたと考えられています。 ところが2021年7月、JAMSTEC地球環境部門の原田尚美部門長たちは、北極海で採取した植物プランクトンが、石油と同じ成分をつくり出していることを公表しました。 その特殊能力を利用して高品質のバイオ燃料やバイオプラスチックをつくることができれば、地球温暖化や資源問題の解決に貢献できます。 原田部門長に、今回の発見について聞きました。 どんな生物が石油と同じ成分をつくるの? ──石油と同じ成分をつくっていたのは、どのような生物ですか。 私たちが2013年、北極海のチュクチ海で採取したディクラテリア・ルトゥンダ(Dicrateria rotunda)という植物プランクトンです。ハプト藻の仲間で、動き回るためのべん毛を持っています。 ディクラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く