本田由紀さんの『教育は何を評価してきたのか』(岩波新書)をお送りいただきました。ありがとうございます。ところで、本田さんの岩波新書の単著って、これが初めてなんですね。もっと前に出ているように感じていましたが。 https://www.iwanami.co.jp/book/b498677.html なぜ日本はこんなにも息苦しいのか。その原因は教育をめぐる磁場にあった。教育が私たちに求めてきたのは、学歴なのか、「生きる力」なのか、それとも「人間力」なのか――能力・資質・態度という言葉に注目し、戦前から現在までの日本の教育言説を分析することで、格差と不安に満ちた社会構造から脱却する道筋を示す。 ただこの本、本田さんがものすごく力を込めて書いていることは伝わってくるのですが、肝心の枠組がぼやけているというかいささかねじれているように感じられ、話がすとんと落ちてこない恨みがあります。 第1章 日本社
![本田由紀『教育は何を評価してきたのか』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/285778f5be12393cd9bc855d4ffb3f040a98f238/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Feulabourlaw.cocolog-nifty.com%2Fblog%2Fimages%2F418komdsf5l.jpg)